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今日傍聴した裁判は、すべて
いつ自分が犯しても、また、自分に起こっても
おかしくない事件ばかりでした。
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今日は窃盗と
住居侵入、占有離脱物横領でした。
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ニュースやドラマで見る法廷とは
イメージが違い、驚きました。
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そうなんです。
法廷もののドラマは
ほんとうによくできているんですが、
今日みなさんはおわかりになったと思うけど、
本物って、もっと
グダグダだったりするんです。
だって、今日の3件めの事件で、
「被害者が鍵の入ったカバンを
ドアの近くにぶらさげておく」
って、ふつうのドラマだったら
筋書きとして、ありえないですよ。
でも、それが現実なんですね。 |
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また、今日の傍聴では、
被告人の「これから」について
たっぷり尋問をすることも印象に残りました。
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そのときの裁判の印象が
被告人にどう残っていくかが大切なんですね。
ところで、日本でもうすぐ
裁判員制度というものが導入されますが。
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裁判員制度は、
アメリカの陪審員制度とは
しくみも考え方も違うので、
みなさんも、
よく知っておくといいと思います。
2009年の5月までにはじまりますよ。
あと2年半を切りましたね。
1年数ヶ月後には、みなさんのお手もとに、
ハガキが届く可能性があるんです! |
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うわー、ドキドキするな。
阿曽山さんに、ハガキが届いたら?
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そりゃ行くでしょう、
だっていちおう義務なんですから。
でも、自分が裁判員やっている時間に
別のおもしろい裁判を
やってんだろうなあと思うと
そわそわするでしょうね。
裁判所には来ているけど
行きたい法廷が違う!
ってことになりますから。 |
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阿曽山さんはやっぱり、
裁判傍聴がお好きなんですね。
ほんとうに毎日いらしているんですか?
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今日、ちょっと思ったのは、
弁護人は被告人に有利なことを
明白に述べるのかと思っていたんですが、
必ずしもそうではないんですね。
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それはすごい‥‥
ところで、弁護人は
それぞれの被告人が依頼するシステムですから、
毎回違うと思うのですが、
検察官と裁判官は異動があるまでは
基本的に同じ法廷なんですね。
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2件目の、梅宮辰夫さん似の検察官が
印象的でした。
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なんで下着が!
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すごいアドバイスを。
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検察官も裁判官も弁護人も
「ふつう」という言葉をわりと使うんだな、
と感じました。
「ギャンブルで家を建てる人なんて
ふつういない」とか。
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手もとに六法全書が積んであるのに、
もっともあいまいな「ふつう」という言葉で。
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伝わる言葉で、話していましたね。
ところで阿曽山さん、あたりがすごく
暗くなってきました。
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はい、今はよくわかります。
傍聴した裁判のことは、
いつまでも話せますね。
動画用のカメラも、
もう真っ暗で撮影できなくなってきましたので、
そろそろ終わりにしたいと思います。
最終回の今日は、
たっぷりめの動画です!
注目の、裁判員制度についての
お話も出てきますよ。
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これで、阿曽山大噴火さんの案内による
裁判傍聴の連載はおしまいです。
ご感想など、よろしければどうぞ
postman@1101.comまでお寄せくださいね!
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