女性からすると、4人にひとりが ま、OKじゃないかと。 |
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「ナイショっす」の人は それよりももうちょっと寛容ね。 |
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ただし、最初に聞いたときよりも 減っているんですよね。 これだけいろんなブリーフを知ったあとでは、 もう白ブリーフはイヤかも、 と思う人がいらしたということでしょうかね。 あのう、はいてみて思うのはですね、 大きな白いブリーフはですね、 お尻のところが ちょっとジャイアント馬場みたいに、 たるむわけ、こう(笑)。 |
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つまり、現代のフィット系と 全然違うカッティングですよね。 |
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そう。 なんだかトイレに行くたびに ギョッとしてました。 |
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さっきも、トイレからもどってきて 「あ、びっくりした」とか言ってましたね。 |
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忘れてるから。 | |
忘れてるんだ。 糸井さんみたいに、 「おれは白いブリーフをはいているのだ」 って考えて、ずっとソワソワしてるっていう 感じじゃない? |
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いえ、最初はそうでしたけどね。 あ、おっくんはきょう、 タカモリ・トモコ先生の取材中に 急にそのことを思い出してしまったそうです。 |
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タカモリ先生の前ではちょっと恥ずかしい? | |
はい。罪を犯してる気がしました。 | |
(笑)。 | |
えぇ〜? ウソ〜。 |
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言えないですけど。 | |
言えないって、言わなくていいよ、そんなこと。 でも、そのときにね、 ちょっと失神しちゃって、 「ベルトを緩めて!」とかになっちゃったら、 「えっ」ってなっちゃいますよね? |
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そうですね。 | |
「死なないで」っていうことになって。 | |
それは大丈夫でした。そこは。 僕もやっぱり同じ感想で、 白い大きめのブリーフというのは フィット感がまったくないものだったなって。 |
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そうなんです。トランクスとまでは言わないけど、 意外と緩い。 |
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そうなんだ。 | |
あの「ダル」がね、許せないと思う。 | |
ピッタリすればいいの? | |
でもさ、待って、山下さん、 普段トランクスじゃないんですか? |
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トランクスですよ。 | |
だったらいいじゃないか(笑)。 | |
いやいやいや。 | |
全然違う「ダル」なんですか? | |
あ、トランクスはもうそもそも 「ダルっとしてますよ」 っていう体(てい)じゃないですか、そもそも。 |
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あぁー。 | |
なんかね。 | |
だから、僕は夜用にしてもいいかなと思ったんです。 | |
ああ、そうか。 | |
今、女性たちが 「やめろ」って両手で止めましたよ。 無言で。 きっと家庭に そういう人がいてほしくないんですよ。 |
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だって、パンいちでしょ? | |
お父さん、ブリーフ一丁で(笑)。 |
76歳のおばばが 私は常日頃から白いブリーフの復権を 願っている者ですから、 今回のアンケートには飛びつきました。 ダンディで、セクシーで、大人の男性にこそ似合う それが白いブリーフであると強く主張したい! しかし、白いブリーフへの先入観と偏見は 女性の世界でも根深く 何かある種の性癖の持ち主のように思われたりします。 特殊な性癖を否定する気は全くありませんが、 この主張については、 純粋に素敵だと思うからなのですが。 白ブリーフなるものの世界はなかなか奥が深く、 以前、メンズファッションの本の中で、 「一昔前はブリーフが若者らしく トランクスはおじさんくさかった。 今ではすっかり逆転してしまった」 という文章に出会ったことが、 私の白いブリーフへの愛着の発端です。 白いブリーフを愛用している人たちというのは、 実際、一定数存在しているらしく、 彼らはポリシーを持って着用していたりもするようです。 「白いものは古くなったり、汚れたりするとすぐ目立つ。 いつも清潔で新しい下着を身に着けるために、 白を履いている」 と。なんか男らしいです。 ちなみにこの話は25歳以下の男性向けの 某サイトのコンテンツで読みました。 ところで、ホワイトカラー、 ブルーカラーという表現がありますが、 その言葉が生まれた当時、ホワイトカラーの人は、 白い襟を誇りに思っていた。 なぜかというと、新しい襟、キレイに洗濯された襟を、 常に身につけていることは、 昔だと、社会的地位と生活的余裕の証明だったわけです。 (そんな人々が柄シャツを着るために発明されたのが クレリックシャツだとか。) 「白」は紳士の誇りだったのです。 現代では洗濯の技術も進化しましたが、 「白」が、汚れやすく、 「気をつかう色」であることは変わりませんし、 現代の白ブリーフ愛用者にも、 どこか紳士的な男らしさを感じます。 (まる) |