今日は獅子座流星群１本立てでいってみたいと思います。
たしか４日位前に、『獅子座流星群』についての
予告の文章を書いていたんですけど、
私はその日の夜、獅子座流星群のことを考え過ぎて、
四方八方に流れる獅子座流星群を夢にまで見てしまったん
ですよね。 ☆ ☆
それだけ待ちに待った獅子座流星群。 ☆
今回の行き先は天気予報を確認して、
予定どおり富士山のふもとに決定しました。 ☆
標高は１１００メートル、現地に到着した
午前２：００から５：００くらいまでの間、
富士山のふもとから見える空は、
うすーく雲がかかるくらいで
ほぼ満天の星空が広がっていましたよ。
移動中、東京で流星群を見ているダイニング部長から、
「沢山じゃないけど、肉眼でみられるくらいの流れ星が
いくつか流れてるよ。」との情報があったので、
富士はもっとだな、と期待して車を降りると、
自分の目を疑いたくなるような流れ星がバシバシと
流れているではないですか！！
今回一緒に行ったメンバーはみんなで７人。
その７人が車を降りるなり「あっ、流れた！！」
「おーっ、見えた見えた。」と口々に叫んでいて
いきなり全員がかなりの興奮状態に陥りました。
みんなが同じ流れ星を見て同時に「あっ！」と叫ぶ。
一晩のうちに数えきれないほどそんなことはありましたが、
流れ星ってたった一瞬のことなだけに、
そうやって他の誰かと一緒に見たりできるって
最初はやっぱり感動しましたねー。
近くに私たち意外の人の姿は見えなかったのですが、
大きい流れ星が見えるたびに遠くの方から
「おおーーっっ！！」という声が聞こえたりもしていました。
そんな時って変な一体感、感じますよねー。
みなさんはどの辺りに一番多く流れ星をみたのでしょうか。
私たちははじめ「やっぱり獅子座のあたりでしょー。」と
天文雑誌を片手にやっと獅子座を探しあて、
その辺りを重点的に見ていたんですが、
結局どの辺りとはいえないくらいどんなところにも
現れるんですよね。
しいて言うなら北斗七星の
左側に見えることが多かったように
思いますけど。
見えた流星の色は青、緑、オレンジ、白。
一番最初に見た流れ星は、富士山へ向う車の中から
だったんですが、それはオレンジ色でした。
小さく見える流星は白。
みんなが「あっ！」というくらいの大きな流星は
たいてい青や緑色でした。
中には手が届くんじゃないかと思うくらい
近くを横切っていった流星もありました。
そんな時、シュワッと音がしませんでしたか？ ☆
わたしには聞こえたような気がしたんですけど、
実際のところはどうなんでしょう。
そしてなかなか消えない流星痕もすごかった！
あとは上に昇っていく流れ星ですか、
流れ星って上から下に落ちていくものって
私の中では決まってましたから、あれは素敵でしたね。
結局ずーっと星空を見ていたわけではないので
全部で大きな流れ星は５０個くらい見えた
というところでしょうか。
小さな流星を合わせたら数えられないほどです。
小さな流星がシュッシュッと落ちると
そのあと大きな流星が現れる。
その感じは都内ではやっぱり味わえなかったので
ちょっと車を走らせたのは正解でした。
それにしてもあんなに長い時間星空を
見上げていたことなんてあんまりないですよね。
しばらく空を見上げていると下を向けないくらい
首が固まっちゃて、怒りながら見ていた人もいましたねー。
富士山のふもとはかなり寒かったんですけど、
そんな時はやっぱり地面に寝転がって見るのが一番でした。
そうそうそういえば、毎回大きな流れ星を見逃す人も
いましたねぇ。必ず乗り遅れちゃうタイプの人。
私も何度か悔しい思いをしましたが、
「え、どこ？」とか言ってる時にはもう遅いですからねー。
それから、毎回流れ星が見える度に「おおーーっ！」と
驚いてしまい、今度は絶対に願い事をしようと思いつつも
次に見たときにはまた忘れて驚いちゃう、とぼやいていた
人もいましたっけ。
あとはテレビのニュースで
「かなり寒いので、格好はスキーウエアがいいでしょう。」
と言っていたのを思い出し、
やっぱりテレビのいうことは正しいと改めて
感心していた人もいました。
５：００くらいになるとだんだんと厚い雲がではじめて、
ほとんど星は見えなくなり、そして６：００を過ぎると
完全に夜が明けました。
東京へ向おうと、外へ出るとそこには
大きすぎて逆に見逃してしまいそうな富士山が
そびえ立ち、あまりの美しさに
思わずみんなで記念撮影してから出発しました。
そして高速道路へ向う道は美しい紅葉。
なんだか３倍得した感じの流星群ツアーとなりました。
それにしても帰り道は長かったですよー。
もう中央高速は大渋滞、八王子〜高井戸間が
３時間以上なんておかしいですよね。そう、おかしいんです。
でもそれだけみんながこの獅子座流星群に注目して
盛り上がったってことですよね。
都内もかなり暗くなっていたみたいですし。
とにかく、シャワーのような流星雨というのは見られません
でしたが、生まれてこのかた見たこともないような
流れ星の数々を見ることが出来て、大満足の夜でした。
来年は本当に３３年目。
また今年のように
素敵な流星群が見られるといいですよね。
今日も、まだ地球はまわっていた
|
