BUCHO
チャリで探る地球
「麻布十番の21世紀」

<西田部緊急ミーティング>

●西田部員(もぎ・カエル)よりの報告
先日、西田部長より、「ほぼ日」編集部員すべてに
緊急ミーティングの召集がかかった。

西田部長の御実家は、お茶の水で理髪店を営んでおり、
西田部長は、じつはその理髪店の跡取りであることが、
ついさきほど発表された。

そして、理髪店の修行のために、
今週から3週間休みをとるので、
その間の西田部の運営を「ほぼ日」編集部で
代行するのだ。

西田部は、チャリで麻布を駆け巡るだけではなく、
「ほぼ日」大本社・鼠穴ビルディングの
雑用全般を取り仕切っている。

そこで私達は、下のような図と、

ゴミの捨て方、掃除の仕方、電球の球の取り替えかたから、
コーヒーの入れ方まで、こと細かに書かれたプリントを
手渡され、詳細な説明がなされた。

図は、ダイニング部の棚のなかの見取り図である。
しかも、ゴミ袋は、70リットルと45リットルの
2種類あって、そのうち45リットルのほうを
日常は使用せねばならない。

ああ、なんと、覚えること、することが
たくさんあるのだろうか。
我々にそれができるのであろうか。

しかし、私達がきちんと、西田部の代行をしなければ、
部長は、立派な理容師さんになることが
できなくなってしまう。

サイトウさん、キヨタさんの助けを借りて、
うまくやっていかなければ……。
重責をひしひしと感じる「ほぼ日」編集部員たちであった。

がんばれ西田部長、頑張って立派な理容師になってくれ。
そして、3週間後に修行の成果を、
私たちのヒゲをつかって(もぎ・カエルにヒゲはないが。)
みせてください!

そして、がんばれ、私たち。
お粗相なく3週間をのりきれ!

 


今日も、まだ地球はまわっていた

1999-07-20-TUE

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