<第34回麻布十番納涼祭り>
普段は本当にのんびりした街なのに
夏のこの3日間だけは何万人なんて人で賑わう
麻布十番納涼祭り。それも今回で34回目。
もちろん今年も熱い、熱い、あつ〜い3日間、
今回はグッドマンとゆく麻布十番祭り、なので
テーマは「食」ねっ。
さっ、忘れないうちにご報告!!
鼠穴を出発してお腹を空かせた
グッドマンと私がまず向かったのが
世界各国の食べ物が溢れている
「ワールドバザール」。
ワールドバザールで売っている食べ物は
その国の人たちがその国の味をそのままに
提供してくれているため、アタリとハズレがあったりする。
単純に買ってよかった! と思うものはアタリだし、
めちゃめちゃ辛いものや、なんで買っちゃったんだろうと
後で静かに後悔したりするものはハズレなんだと思う。
ぐるっとひと回りして私が何を買おうか迷っているうちに
気がつくとグッドマンはすでに食べ物をゲット。
手にはタイのフィッシュボール(10個¥500)が。
これは日本でいうと、さつまあげにタイ風の甘いタレが
かかったものだ。グッドマンに1つもらって味見してみると
う〜〜ん、これはアタリだね!!
続いてパキスタンのシヤミカバブー(2個¥300)。
これはパキスタンでいうハンバーグみたいなものらしい。
セールストークはひと言、「ありがとう!」。
多分それしか日本語知らないんだな、
でもなぜか無条件に買ってみたくなった。
うっ、ちょっと辛め。
おいしくないわけじゃないんだけど
日本にはこんな食べ物はないからってことで
判定はどちらかというとハズレかなぁ?
次に挑戦したのは
どこの国でもたいてい売ってるソーセージ。
ソーセージと言ったら本場ドイツでしょう。
ドイツのブースへと向かうわたしたち。
さすがにドイツのソーセージは長蛇の列、
なんだ、みんなもアタリを求めているのね。
もちろん、ドイツのソーセージは大アタリ!
あちこち回っているうちに咽も乾くころ。
じゃ、「ラオスのアイスコーヒー」なんてどう。
でもビニール袋に入ってるこの飲み物はおいしいの?
ちょっと不安ながらに飲んでみると、
これがなかなかいける味。
甘くて濃いめのアイスコーヒーは意外にもアタリ!
続いてはブラジル。スタッフが着ている黄色いシャツが
いかにもブラジルなかんじ。
そこで売ってるリングイッサという食べ物を買う。
ようはソーセージのようなものなんだけど
これがピリ辛というわりにグッドマンにも私にも辛すぎた。
「辛いねー、コレ、辛いねー、コレ」を連発する2人。
これってハズレだよねぇ〜。
あまりの辛さにやられた私たちはしょんぼりしながら
ワールドバザールを後にすることにした・・・。
さてさて、気をとりなおして
メインストリートの麻布十番商店街へ。
いつもはのほほ〜んとしている十番商店街の人々も
この日ばかりは気合いが入っている。
家具屋さんは家具の安売りをしてるし、
ふとん屋さんだって枕を大特価で売っている。
普段はのんびりとカステラを売っている
「白水堂」のおじさんもこの日は「千鳥焼」で大忙し。
千鳥焼きとは1個110円のどら焼きみたいなお菓子。
すかさずグットマンが味見してみる。
「カリカリしてて美味しいよ」とのこと。
次にたいやき屋「浪花家」へと向かう。
たいやきはすでに売り切れ。
でもそのかわりにお店の前では
ラムネとかき氷を販売していた。
おじさんはビールを片手にちょーゴキゲン。
納涼祭りの夜を心から楽しんでいるご様子でした。
グッドマンと2人、人混みをかきわけ、かきわけ
ようやく辿り着いたのが
忘れちゃいけない「魚可津」さん。
なんてったって私達はダーリンさんに
「魚可津のイカ焼きをおみやげに買ってくるように。」
と言われて鼠穴を出発したのです。
魚可津さんの「イカ焼き」は1本300円。
こんなに安いのになんでこんなにおいしいの?
おみやげのイカ焼きを食べたダーリンさんも
鼠穴のみんなも大喜び。さすが、魚可津さん!
ダーリンさんなんて「次の日も食べるんだ」と
はりきっていましたよ。
麻布十番のお祭りは新しさと昔っぽさが
ちょうどよく入り交じってるのがいいところ。
最後に「これは何なの!」と思った夜店を2つ。
まずはラムネ屋さん。
去年はそんなもの見かけなかったのに
なんと今年は4色のラムネが出現。
聞くところによるとただのラムネに
ピーチ、メロン、ブルーハワイ、と3つの味が
増えたのだそう。
メロンを試しに飲んでみると
おっ、これはメロンソーダの味。
(冷やすための)水の中に入ってると
キレイなのがなおよし!!
そして、ある「あんずあめ」の夜店。
近頃じゃ、1本当たるか2本当たるか決めるのは
ルーレットとかじゃんけんゲームなのに
そこのおじさんが使用してるのは
なんと、生きたゲンゴロー。
「ゲンゴローゲーム」というやつらしい。
泳いでるゲンゴローをアミですくって
穴からオケに落下させる。
水色のオケには1とか2とか書いてあって
ゲンゴローが泳ぎ着いたところの数だけ
あんずあめがもらえるというルール。
わたしが子供の頃だってこんなゲームはなかったけど
昔はこの「ゲンゴローゲーム」が
ポピュラーなものだったんでしょうかね?
それともこれって新しい??
大活躍のゲンゴローにとっては
迷惑な日々だったんだろうなぁ、ごくろうさん。
他にはネイルアートやボディペイントをやってくれる
お店なんかもあって、少しずつお祭りの夜店も
かわっていくんだなーなんて思いました。
でもいつまでたっても変わらないのは、
お祭りは「みんなのもの」だってことですね。
みんながいないと盛り上がらないし、楽しくない。
そしてどんな人でも楽しんでいいのが
お祭りなんですよね。
十番祭りの3日間を終えると
商店街はほとんどのお店が連休になります。
人も少なくていつもにまして静かな街になるのです。
夏もそろそろ終わりなんだなーって感じますね。
では、また来年!!
今日も、まだ地球はまわっていた
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