みんなと シルク・ドゥ・ソレイユ。  2008年の年明けから、「ほぼ日」は シルク・ドゥ・ソレイユへの取材を続けてきました。 『ZED』をごらんになったみなさんからのメール、 「ほぼ日」スタッフの感想、 取材班が集めた写真の思い出アルバムなど、 この1年を振り返ったさまざまをもちまして、 この連載シリーズの中じめにしたいと思います。 ちなみに、もうおなじみになった 『ZED』の「ほぼ日 専用シート」もご用意しています。 最後はなんだかんだで、もりだくさんでお送りします!


我々「ほぼ日」のシルク・ドゥ・ソレイユ取材班
(糸井、永田、山口、菅野)は、
年明けにラスベガスに渡ったのを皮切りに、
シルク・ドゥ・ソレイユへの取材を続けてきました。
東京ディズニーリゾートに『ZED』の専用シアターが
グランドオープンして2か月がたったいま、
みなさんからの感想と、
この連載シリーズでお伝えしきれなかったことなどを、
短い連載にしたいと思っています。
まず、『ZED』をごらんになったみなさんからの、
メールをご紹介します。

今までも日本でシルク・ドゥ・ソレイユの公演が
あったことは知っていましたが、
特に観に行こうと思いませんでした。
常設シアターができるということを「ほぼ日」で読んで、
頑張ってチケット取って行って来ました。

もう、とにかくすごい! の一言でした。

最後、出演者の皆さんがステージに出てきたときに、
観客総立ちで拍手を送っていたのですが、
いちばん前にいたおじさんがステージに近づき、
目の前のパフォーマーに握手を求めていました(笑)。

その様子がおかしくて、でも感動して、
笑顔のパフォーマーを見ていたら
なぜか泣きそうになりました。

職場の同僚を誘っていったのですが、
ものすごく感謝されました。
もう一度、観に行きたいです。
(りーすけ。)

どれをとっても人間業とは思えない高さや速さ、
力強いのにしなやかで美しく‥‥
個人の能力のすごみだけでなく、
チームでは、お互いへの信頼感なども
びりびりと伝わってくるようで‥‥
衣装も舞台の変化も驚きの連続。本当に感動的でした。
(I)

人間のカラダの美しさ、力強さ、人を信じること。
まず姿勢を正すことから始めます。
(秋田 K)

多くのアクロバットは
命がかかってるんですよね。
舞台に出ている人たちだけでなく、
セットを組む人や装置を動かす人など
たくさんの人たちの真剣な「信頼感」には、
やっぱり心打たれます。
りーすけ。さんのおっしゃるとおり、
客席ではいろんな感情のミックスに
なってしまいますね。



母親(80才)を連れて行きました。
小さな子供からお年寄りまで、言葉を介さず
あれだけのコミュニケーションをとるショーって
すごいと思いました。
一言でいえばアクロバットなのでしょうけれど、
全てがとても美しかったと思います。
座席はレギュラーの最前列でした。
(《O/オーが観たい!》)

そうなんです、『ZED』で出てくる言葉は、
英語じゃないの?! って、驚いたんですけど、
どこの言葉でもないそうなんですよ。
シルク・ドゥ・ソレイユ語? ZED語?
歌の歌詞も、特定の言葉ではないんです。
びっくりですよね!



もう、何もかもが素晴らしくて、
どれもとても感動しましたが、
やっぱり「ほぼ日」でインタビューを読んでいたので
バトンの稲垣さんを
ひときわ集中して見ました。

なんか、「楽しんで演じている」っていうのが
伝わってきました。
実際はそんなことないのかもしれませんが、
稲垣さんが満面の笑顔で
演じているように見えるくらいでした。
見ている私も自然に笑顔になってました。

「ほぼ日」でコンテンツを見ていなかったら、
『ZED』を見に行こうとすら思わなかった私が、
これだけ楽しんできました。

そして、これからも何回も
見に行きたいと思います。
今度はとりあえず、
レギュラービューで全体的に見たいと思います。
(みみねこ)


あーーー!
もうすごかったです!
あのたった2時間の間に、何回
「すごい!」と言ったでしょうか。
「すごい」「スゴイ!」「スゲー!」「スッゲーーーー!」
もうどこを観ていいのか、どこを観てもいいのか。
ほとんど台詞はないのに、
いろんなモノが伝わってきました。
生身の人間の肉体の凄さとか。
演じてる人たちの真剣な、
でも好きなことやってるうれしさとか。

こんなスゴイものに出会える機会を作って下さって
本当にどうもありがとうございました。
迷ってた友達にもがっつりコーフンを伝えておきました。
さっきチケットとったらしいです。

拍手のし過ぎで手が真っ赤でしたよ。
ゴツめの指輪を2コもしてたので、手がもう痛い痛い。
これから行く人には「指輪ははずせ」と
教えてあげたいです。
(り。)


ああ、わかります。
指輪ははずせ。
もうこれだけで、充分伝わるものがあります!
『ZED』をごらんになったみなさま、
どうぞpostman@1101.comまで
感想をお寄せください。お待ちしています。

では、次は取材班の思い出アルバムです。
スライドショーになっていますので、
写真をクリックしておたのしみください。
今日のタイトルは、
「すごいラスベガス。」です。どうぞ!



次回につづきます。



2008-12-05-FRI

(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
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