好きな人の言葉は、よく聞こえますか。 補聴器って、あるのは知っていたけれど。 |
ほぼにちわ。 通天閣あかりです。 今回は、補聴器はこれから「どういうもの」として 世の中にあったらいいか、が話し合われます。 自分には関係がないようでいて、 実はとても身近な話だということを 感じてもらえるのではないかと思います。
カジュアルシンポジウム 「聞くコミュニケーションって なんだろう」 天野祐吉・鳥越俊太郎・八谷和彦 木村修造・糸井重里
ご意見、ご感想などありましたら、 aid@1101.comにお送りください! お待ちしております。 今回のイベントは、 色々なテーマが含まれているためか、 様々な角度からのご意見をいただいていますので 紹介させていただきますね。 補聴器販売に携わる者です。 販売店協会加盟店で働いて2年目になります。 一年目の去年は、補聴器の機械的な構造や フィッティング技術の勉強にだけ追われていました。 今も知識の向上に努めていますが、少し余裕が出てきて、 補聴器を、「ほぼ日」的な角度から見て 考えるようになっています。 誰もが補聴器を装用すれば 完璧にコミュニケーションを取り戻せる訳ではないし、 価格帯もけしてお手頃ではないけれど、 使う方の理解はもちろん、その周囲の方の協力、 販売する側の努力で、 そのハードルを低くしていけたら…と思います。 今日はジーンズにTシャツだからヘッドホン風。 明日はフォーマルなので、耳の中に入れるタイプ。 あさっての講義は、絶対聞き逃さないために、 超・高性能! いろんな人が「自分の好きなの」をつける。 そういう『選択肢』を、 もっとたくさん作ってくれたらなぁ、と思いました。 正直、補聴器のイベントって、自分には関係ないなと。 というより、考えた事もなかったので、 応募するときちょっと迷ったのですが、 参加してみて、関係ないなんて 大間違いだと思いました。 補聴器というものをきっかけに、 コミュニケーションや、 高齢化などをいつもとちょっと違う角度から 見ることができました。 長年の夫婦になると、 言葉は少なくても分かり合えるようになると言いますね。 それってステキだなぁと思うけれど、 コミュニケーションをとらなくなってしまうことは すごく寂しい。 「話さなくなること」よりも 「コミュニケーションをとろうとしなくなること」 の方が怖い。 「聞こえなくなると自分から話さなくなる」 と鳥越さんがおっしゃっていましたが 気持ちから閉じこもってしまわないこと、 逆に閉じ込めるような環境を作らないことが 大切だと感じました。 多くのことはできませんが、 このページを読んでくださっている、 ひとりひとりの皆さんに、 このイベントでお伝えしたかったことが こんな風に、確実に届いて、 それぞれの場面で、 ふと思い出していただければいいなと思います。 ほな。 |
2002-09-13-FRI
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