大文字送り火ライブ中継2005。 |
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さあさあ、はじまるがなはじまるがな。 と言うてるぼくは、まだ東京にいてるがな。 いま書いてるこれが、まだできてへんがな。 あかんあかん、はよ行かな、 中継の前に、久しぶりのにしんそばを食うてるヒマが。 いやそんなことは、ええんです。 本日、夕方18時より、 「右大文字」(東山如意ヶ嶽「大文字」)の 夕暮れの山のすがたを皮切りに、 送り火中継を開始いたします。 本日先走って、 主人と共に銀閣寺に遊びに行きましたところ、 門前で、大文字保存会の皆様方が、 当日大文字山で燃やす護摩木(ごまぎ)を 売っておられました。 細い護摩木は300円。太い松の護摩木は400円。 太い方を買いまして、家内安全と、 2年前に他界しました娘の供養を託しまして、 お納めしてまいりました。 きっと娘は、今年は何かにぎやかだなぁと思いながら、 帰ることと思います。 私たちも、明日の大文字はいつもと違う気持ちで、 見られるのではないかと思っています。 中継員さんの皆様方、 いろんな人の想いがこもっている送り火を、 ぜひとも、がんばって中継してください。 楽しみにしています。 では、失礼致します。 (やっぴ さん) なんやしらん、ええお便りですねえ。 はい、きばって中継しますよって、 ゆっくりご覧になってくださいねえ。ええ。 今日の「大文字送り火中継」のタイムテーブルは、 こんな感じですわ。
どないですやろ? 16人の中継員さんによる中継、 きっと例年になく、壮観やと思いまっせ!
ソフトディバイスさんのご尽力により、 今年はなんと、携帯でも、 中継員さんが送ってくれる送り火を ご覧いただけるんですわ。 外出先からも、 大文字さんをたのしめるんでっせ。 http://www4.softdevice.co.jp/〜daimonji/i/
株式会社ソフトディバイスに ご協力いただいております。 ソフトディバイスは、 「リモコンとかパソコンの画面とか、 機械やソフトウエアが人と接する表面の部分が、 どうなっていたらいいか」 を考える、インターフェイスデザインという、 新しい分野のお仕事をされているデザイン事務所です。 インターフェイスデザインについて知りたい方は、 ソフトディバイスのホームページを見てみてくださいね。 http://www.softdevice.co.jp/ |
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さあさあ、いよいよ明日やがな。 なんやもう、ぞわぞわしてきたがな。 ちゃうちゃう、そわそわしてきたがな! ちゅうわけで、2005年の「大文字送り火ライブ中継」、 例年通り、点火前の山のすがたもふくめて、 明日18時ごろから中継を開始いたします。
ケータイ中継員さんに、ぎょうさん応募してくれはって、 どうもありがとうございました! 「『銀閣』に泊まれる権」があったとはいえ、 去年の3倍近くのご応募で、 びっくりするやらうれしいやら。 最終的に、16人のかたがたに、 中継員をお願いすることになりました。 京都在住のかた、近県のかた、 京都に里帰りのかた、遠くからご参加のかた、 多士済々のメンバーでお送りしまっせ! 「『妙・法』の法」担当 ◆なのまこ さん 京都のお隣の市(大阪府)に住んでいますが、 京都へ足を向けることがほとんどなく、 近くに居ながら何も知らない、、、 という情けない状況です。 コレをきっかけに京都のことをもっと知って 年に1度はるばるスウェーデンからやってくる 知人の為に京都観光をお手伝いしてあげようと思います。 ◆にゃあ さん 去年させていただいて、いつもの送り火よりも、 断然楽しめた上に、一緒に見ていた友人も 「今年はないの?今年はないの?」 と何度もきいてくれるほど楽しんでいたようです。 たぶん、今年も中継員することなったー!言うたら、 私以上に張り切ってビールとか用意してくれるでしょう。 解像度のいいケータイに乗り換えるチャンス!なので、 その弾みも付けて気合い入れて楽しく中継したいです。 ◆koh1971 さん 33年間京都に住んでいて、 送り火を見ないと夏を越せない体になっております。 六道さんにお精霊さんを迎えに行って、 お盆のうちは精進料理で過ごし (子供の頃は、この数日間続く 精進料理のオンパレードがつらかった・・・)、 そして送り火と共に、おじいちゃんもおばあちゃんも みんなが帰っていく・・・。 様々な思い出に思いをはせてしみじみとする瞬間です。 勢い良く点いている火が、ボツボツと消えていくのを見て 夏の終わりを感じるのが私の送り火です。 いろんな思いのこもった画像を 皆様にお届けしたいと思います。 ◆エリナ さん ウチが「法」の真正面にあります。 火がつく直前の、大勢の人たちが 山を登っている姿が見えるくらい。 色んな人々に伝えたい、教えたいと思う景色です。 物心ついて毎年見てきた素敵な夏を たくさんの方に見てもらえたらと思います。 「舟形」担当 ◆ぶりりん さん 送り火の季節が近づくにつれ、 煌々と静かに激しく燃える送り火のように 「2005年の送り火も参加するぞ」と 心に火がついておりました。 去年の失敗を胸に(ネックストラップも買いました)、 リベンジしたいと思います。 ◆もと さん 京都大好きです。1年に1回は行きます。 でも夏の大きなお祭りは1つも見たことがありません。 ミーハー根性むきだしにして、がしがし中継します。 ぜひよろしくお願いします! ◆風の子ぽぷら さん 紫野のあたりの子供の保育所のお友達の マンションに行きます。 鳥居以外は全部見ることができるらしいので、 挑戦してみようと思います。 「左大文字」担当 ◆ともっち さん 兵庫県に住む人間ですけど、 京都の大学に通って4年目! 4年間で培った土地勘を活かして、 バッチリ中継のお手伝いをさせて頂きます! ケータイも、バッチリ320万画素! ◆林檎屋ひーの助 さん 数年前、大学生活を滋賀で過ごしました。 以来、最初は大嫌いだった関西弁がとっても好きになり、 それを話す人々やそこの文化、町並みが 今でも忘れられません。 また京都にはたくさんの後輩や友人がいる大切な街です。 その街から、ぜひとも大文字の送り火を世界に発信し、 一人でも多くの人に夏の夜のともしびを お伝えしたいと思うのでございます。 ◆ゆとらい さん 昨年、メールで送った写真が完成品になったのをみて とても感動しました。 ので、今年もぜひ参加したいと思います。 下見&2時間前から張り込みします。 ◆u/suke さん 今年も楽しみにしてた甲斐がありました。 中継場所は同じ左大文字で。 結構やる気満々です。 「鳥居」担当 ◆鼻兎 さん(娘) ◆ぴーすぬ さん(母) 京都には何度か旅行で行っているんですが 「大文字送り火」は今まで生で見たこと無いので、 是非この機会に堪能し、魅了されまくりたいです。 さらに全国いや、全世界の皆様にこの素晴らしい (であろう)伝統の風習をお伝えしたいです。 親子二代による二台のカメラ付き携帯で 出来うる限りがんばって、ステキだなと 思っていただけるような写真をじゃんじゃん撮って、 息つく暇の無い程の勢いで写メールを送ります。 今から、どのポジションがいいかとか、 携帯カメラにつけるレンズ等は無いかと調べてます。 やる気は誰にも負けません! 宜しくお願い致します。 ◆つじ さん 京都市左京区在住二年目の学生です。 自宅のマンションからは左大文字と妙の字が見え、 10分も歩けば法、舟形、左大文字も見える場所に 住んでいます。 でも昨年の送り火では鳥居だけは見られなかったので 今年は鳥居に張り付きたいと思います。 ◆つっち さん ちゃんと撮れるか不安ですが、 いつも、楽しく拝見させていただいてるほぼ日に 何かのカタチで参加できたらうれしいです。 ◆ベルボ さん お盆休みに京都の実家へ帰省する者です。 いつもならちょうど、送り火点火の直前くらいに 新幹線に乗ってしまうのですが、 今回はひさびさに送り火鑑賞しようかな、 と思っています。 うちは四条通の西の果て、 酒の神様を祀る松尾大社の近所です。 というわけで、 鳥居ならば家の窓からよく見えるのです。 ちなみに松尾大社から嵐山へと続く道中に にしんや昆布巻の煮物が美味しい 「松葉」というお店があります。 南座西隣にある蕎麦屋「松葉」の工場直販店です。 (工場なのでお持ち帰りのみなのですが。) 京都観光がてらに鳥居隊となられる方には ぜひお教えしたい味です。 夏の京都は暑さが本当に厳しいですが、 風情はとても奥ゆかしくて良いと思います。 静かな送り火中継で あちらこちらに涼が届きますように。 「松葉」ねー、ええがなええがな。 あそこのにしんそば、うまいもんなあ。 うわ、もう、めっちゃ食べたなってきた。 そや、役目がら、ぼくも京都に行ったほうがええですよね。 そうしよかな? そうすることにしました。 明日は京都からお届けしまっせ! お相手は、ハリーでんがなまんがな。
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さあさあ、近づいてきましたがな。 大文字さんまで、もうあと5日ですがな。 ケータイ中継員へのご応募も、 ぞくぞくといただいておりますがな! いまのところ、「左大文字」に、 やや人気が集中してるみたいですね。 「『妙・法』の法」「舟形」「鳥居」について、 「やったるで!」というかたがいらっしゃったら、 こちらの応募要項をお読みのうえ、 ぜひご応募ください! もちろん、「左大文字」もひきつづき募集中! 本日8月11日の24時が締め切りでっせ。 今日は、中継員特典として 「『銀閣』に泊まれる権」を提供してくれはった、 「旅館 銀閣」のサカベさんと、 ほぼ日乗組員スガノが、大文字のたのしみかたを 教えてくれはるらしいです。 中継員やなくて、 ふつうに京都観光に行かはるひとも、 参考になるんとちゃいますか。ええ。 それではお二人、はりきってどうぞー。
お二人さん、おおきに、ありがとうございました。 ほんま、大文字さんは、ええですねえ。 「ほぼ日」で中継をご覧になるかたは、 こんなふうな、京都での送り火のようすを、 想像しながらご覧いただくと、 よりいっそうたのしめるんとちゃいますやろか。 ほなら、また前日にお会いしまひょ。 お相手はサカベ、スガノ、ハリーが させていただきましたんにゃわ。
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さあさあ、今年もやってきましたがな。 毎年の恒例ですがな。 夏の終わりの風物詩、「大文字送り火中継」を、 今年もやりますがな! どういうことかと言うたら、 8月16日(火)に行われる、 京都の伝統行事「五山の送り火」のようすを、 1分に1回くらい更新される画像で、 のんびりライブ中継するんですわ。 「1分に1回? のんびりすぎるわ!」 いやいや、それがなかなかどうして、 あんがい趣きがあるものなんでっせ。 ま、言うたら、山に火ぃつけて、 燃えさかってから消えるまでを見ようっちゅう、 気ぃの長い話ですからね、 それくらいでちょうどええんちゃいますか。ええ。 今年も、画面から京の風情をお届けしまっせ!
去年(2004年)と同じように、 「右大文字」「妙・法」「舟形」「鳥居」「左大文字」 「鳥居」と5つある送り火のうち、 「『妙・法』のうち法」 「舟形」 「左大文字」 「鳥居」 について、中継にご参加いただける、 「ケータイ中継員さん」を募集いたします。 やることはめっちゃかんたん、 観たい送り火の近くに行って、カメラつき携帯電話で ときどき送り火のようすを撮って、 送っていただくだけです。 「なんや、たいしたことなさそうやな」 いやいやいやいや、それがそうでもないんですよ。 去年は、あんさん、 ケータイ中継員さんたちの活躍のおかげで、 五山の送り火すべてを、 「ほぼ日」でご覧いただくことができたんですわ。 ほれ、こんな。 観光のついでに、デートのついでに、帰省のついでに、 「しゃあないな、全世界の、 送り火をたのしみにしてる人たちのため、やったろか」 と思ってくださるかた、ぜひご協力をお願いいたします!
聞いてください。 今年はなんと、中継員さん特典があるんですわ。 「京都に『知り合いの宿』をつくろう」でおなじみ、 「旅館 銀閣」さんが、中継員さんのための、 お部屋を用意してくださいました。 ペアで3組のかたが、無料でご宿泊いただけます! ええがな、ええがな。 ある意味、「セレブ中継員」ですわ、これ。 ぼくかて、うらやましいがな。 ん? なんです? なんですか? 「ペアで3組て、全員泊まられへんのかいな」 そこですわ。 これ、どこさがしてますねん。 ちゃうがな。おもろいひとやな。 つまり、ご応募が3名以上なら、 抽選、ちゅうことになります。 ちなみに、去年ご参加くださった中継員さんは12名でした。 さあ、どうなりますやろねえ。 まあ、あわよくば、くらいの気持ちで、 思っといていただけると、ありがたいです。 あ、それと、すんません、 「『銀閣』に泊まれる権」に当たっても、 交通費その他は出ませんので、 その点、注意してくださいね。 あくまでも、宿泊が無料になるだけなんですわ。 けど、考えてみたら、 京都以外にお住まいのかたにとっては、 この機会に、大文字送り火をふくめて、 京都観光をたのしんでいただくチャンスとも言えますなあ。 よっしゃ。 「『銀閣』に泊まれるんやったら、中継員やったる」 という応募もアリにしまひょ。 当たれば、中継員をしに京都まで来ていただく、 はずれればそのまま。 これやったら、気軽とちゃいますやろか? きばってご応募ください!
次回は、なんや知らんけど、 「京都に『知り合いの宿』をつくろう」のひとらが、 このコーナーにやってくるらしいですわ。 大文字のたのしみかたを教えてくれはるらしいです。 こちらもおたのしみに! お相手はハリーがさせていただきましたがな。
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