ほぼ日のキャラクターの名前は?
ほぼにちわ。もぎ・カエルであります。
ほぼにちの思い出帳な気配のある
このページを担当しております。
さて、ほぼ日のいたるところにいる、
さまざまな格好をした、あの、キャラクター、
さて、あれは一体?
よくまちがえられるのは、「鼠」。
それは何故かと推測すると、
現在ほぼ日は、東京港区三田にありますが、
引っ越す前は港区麻布にありました。
そして、事務所のビルは、「鼠穴ビル」と
よばれていたのであります。
いまも、事務所自体を指すときは
鼠穴と言われたりしますが。
そんなこんなで、鼠とお思いの方も
おおくいらっしゃるとはおもいますが、
実は、あのキャラクターは、「猿」です。
ちなみに、
鼠穴の由来は
https://www.1101.com/itoi/nezu.html
こちらにあるのです。
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鼠穴
ねずあな、と読む。狸穴(まみあな)の
やや麻布十番寄りの静かな住宅地である。
穴のなかの鼠は「窮鼠、猫を噛む」
ということばのとおり、無敵である。
ぼくらがここに引っ越してきたのも、
その鼠の「最弱ゆえの強さ」にあやかろうと思ったからだ。
また、落語(というより人情ばなし)に、
「鼠穴(ねずみあな)」という古典の名作がある。
これは、「努力と辛抱が大切だ」というテーマなのか、
「油断をするとなにもかもパーになるぞよ」
という警句じみた話なのか、
いまだにぼくにもよくわからないストーリーなのだが、
どっちにしても人生訓として大切なことなんだろうと、
ありがたく聴いている。
ついでに自慢だが、事務所の3階の和室には、
故・井上有一さんの「鼠穴」という書が、
掛け軸として飾ってある。
昔、妙に気に入ってしまって、手に入れたものだ。
こういうことになると、わかっていたのかもしれない。
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ずいぶん長い余談をしてしまった。
さてさて、そんでもって、
「猿」の名前!
これは、1998年11月30日の
今日のダーリンにありましたよ。
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たまに聞かれるんだけれど、答えてなかったこと。
「ほぼ日」のキャラクターの耳のでかいおさるの名前。
(おお、「の」が1行に4つもある悪文!)
では答えましょう。名前は、ないんです。
はじめは、モンキーで、耳がダンボだから、
「モンボくん」とか言ってたんですが、
どうも気に入らないんですね、なんとなくなんですが。
で、名前なんかなくてもいいやと思ったわけです。
いいのを思いついたら付けてもいいか、って程度の気持ち。
もうネーミング募集をするような段階でもないし、
そのままにしておきますわ、しばらく。
他にすることがいっぱいあるんだし、
戸籍係に届ける義務もあるわけじゃないし。
ついでに言っておきますが、モデルもありません。
ぼくが原型を考えて、アッキィ(秋山具義さん)が、
完成させてくれました。
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ごめんなさい、名前はない、というような結論でした。
ちなみに、1998年の6月6日の立ち上げ前には、
「これだ!」という叫びとともに、
送られてきたファイル
や、これをもとに、アッキィ画伯がいろいろと
描いてくださったおさるなんかが、
たくさん、資料として残っているのであります。
では、今回はこんなところで。
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