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寝る前の落語
ほぼにちわ。
寒い日がつづいてますなあ。春なのに、春だから、か。
さてさて、先日darlingは、寝る前に聞いてる落語に、
新たに、加わったものがあるのだ、という
「今日のダーリン」を書いたのでした。
まずは、そちらから。
2002年3月21日
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それはそうと、ぼくが毎晩寝る前に聞いている落語に、
米朝さんのCDが加わりました。
さっそく大ウケした小噺。
ある男、いい商売を思いついたと相談しにくる。
「十円札を、九円で仕入れて、十一円で売ったら、
一枚売るごとに二円儲かるで」
「十円札を、わざわざ十一円で買う客はおらん」
「そうか、そんなら十円で売ってもええわ。
九円で仕入れておるから一円ずつ儲かるで」
「どこで九円で仕入れるんや？」
「それをあんたに相談しに来た」
これ、とにかくオチが「それをあんたに相談に来た」で、
いくつかの小さな噺が続くのです。
上方落語は聞く機会がなかったのですが、
これから、もう少し、聞いてみようと思いました。
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この、「寝る前に聞くものは落語」ってことについては、
じつは、結構登場回数がおおいのでした。
ちょっとむかしのdarlingをひも解いてみよう。
ぺらぺら。
1999年3月3日
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「長屋の花見」という落語を、個人的に思い出してました。
ぼくは毎日、落語のCDを聴きながら眠りについています。
これはもう、３年くらい続いている習慣です。
これをしないと眠れないというわけではないのですが、
したほうがいい感じで眠れるんです。
CD、全部で１００枚以上はあるでしょうね。
詳しくはないんですよ。
研究しようなんて了見は、皆目ない。
「志ん生」がいちばん多くて、次が「談志」、
あとは「文楽」で、「円生」もいくらかあります。
志ん生でとにかく好きなのは、人間以外のモノの声。
カエルだの、猫だのにセリフをしゃべらせるのが、
もう、あきれるほどうまいんです。
たしか、「どしたいっ」なんて一言だけセリフのある、
アサリだかハマグリだかもあったっけなぁ。
ぼくは、どっちかというと懐古趣味とか、
好きじゃないほうなんですけれど、
なんだか、落語は好きみたいですね。
あの「世界」が好きなんでしょうね。
落語の世界に住んでみたいって思いますもの。
子供のころは、いわゆる「おばぁちゃんっ子」でしたから、
いつもラジオから落語や浪曲が流れていました。
え〜、今日は、ただ、そういう話でした。
いいよぉ、落語。そのうち、特集でもしようかな？
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そして、あ、今度も3月だ。
3月になると、darlingの頭の中には、
「落語」がうかぶのかな？？
2000年3月4日
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毎日かかさずに寝るときに落語を聴く、という習慣が、
もう4年以上も続いているんだけれど、
落語を暗記できているということはない。まったくない。
このことで、『睡眠学習法』というのはウソだとわかる。
それはそうと、志ん生ほとんど全部、談志４セットすべて、
文楽1セット、あとは円生少々、他10枚くらいと、
落語のCDを集めてきたけれど、
このところ、急に志ん生の息子にあたる志ん朝のCDが、
立て続けに入手できて、いまは志ん朝に夢中だ。
ぼくはなんでも専門的に研究するタイプでないので、
落語の知識というのは貧弱なのだけれど、
いろんな邪推をして楽しんでもいる。
志ん朝さんは、
親の志ん生の落語でないものを求め続けて、
たぶん文楽あたりの方向を磨いていって、
結果的に自分が志ん生にいちばん近いということに
気が付いた人なのではないかと思っている。
（筋金入りの落語ファンが読んだら、バカにするかなぁ？）
落語がうまくなる、よくなる、ってどういうことなのか、
ぼくには、うまく説明ができないままである。
だけど、なんていうんだろう、
「この世界に暮らしたい」という気にさせてくれるのだ、
いい落語っていうものはね。
おまえごときが何を言うか、と怒られそうだけれど、
ぼくは、談志さん、円生さん、文楽さんの世界よりも、
志ん生さんの世界に住みたいと思っていた。
それが、この頃は、志ん朝さんの世界でもいいと、
思えるようになっているのだ。
3月10日に、とうとう茅ヶ崎で、
志ん朝さんのライブの落語が聴ける。
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どうでしたでしょうか？
ちょっときいてみたくなった？
ためしに、CDやさんにいってみるけど、
あんまりちゃんと売ってないのであります。
darlingにきいてみると
http://www.cd-v.net/
という落語CDの通販サイトがあるとのことでした。
上にでてきた落語家さんの名前をたよりに、
ためしに何枚かかってみて、
寝る前にきいてみるといいかも。
それでは！また。
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