<であいとわかれ「ほぼ日手帳」のメモから>
さぁて、せっかくの休みだから、
手を抜いてみましょう。
自分の「ほぼ日手帳」のなかに
汚い字で書きとめたメモのなかから、
みつくろって、書き写します。
適当にことばを足して、なんとかしてみます。
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すべてはであいとわかれなのだ。
あらゆるものごとは、「であい」と「わかれ」だ。
こんなこと、なんど聞いたかわからない。
でも、うわぁっと思ったのだ。
なにもかもが、「であい」と「わかれ」のなかにある。
知っていたつもりだよ。
知っていたつもりだし、
かっこつけてつぶやいたこともある。
「であい」があれば「わかれ」もあるさ、と。
「わかれ」があるように「であい」があるものだ、と。
「集合」と「離散」と、むつかしそうに言ってもいい。
それでも、同じことだ。
集まることは、出合うこと。
離れることは、わかれること。
「わかれ」は、分かれることだから、
分かれたものがなんだったのか、
分かれてはじめて見えてくる。
「であい」と「わかれ」のなかに、
すべてがある。
すべてのなかに、「であい」と「わかれ」が
あるわけではない。
そんな気がしてならない。
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