ダーリンコラム |
<せっかくの体調不良なので> しょっちゅう、ぶつぶつと甘ったれたことを言いつつ、 なんとか元気にやってきた中年のおやじですが、 時々は、いまみたいに「ほんとにダメ〜〜」になります。 ほんとにダメと、「ほぼ日」で公表するまでの間にも、 実は、その兆候があるのです。 ま、企業の倒産なんかでもそうなんだろうけれど、 突然にバターンと倒れることはないわけで。 経営者なら、ほんとは知ってる悪い兆候はあるはずです。 理由のはっきりしない勝ちはあるけれど、 理由のない負けはない。 そういうものだ、と、ぼくも思ってます。 で、せっかく体調を壊したので、 ここで、これまでに表れていた「兆候」について 少し研究しておこうと思います。 (こんなこと書いてる間も、だるいんだけどねぇ) いままで、身体壊したときも、 たいていその助走のような時期があって、 そこに共通するサインが出ていたんだよねぇ。 で、病気になる前に、どんなことがあるのか。 自分の体調サインってのを考えた。 1.足が冷たくなる 唐突に、気がつくんだよね、これ。 ふと、「あ、オレの足、なんでこんなに冷たいんだ」 と思うことがあったら、これは兆しだね。 2.咳払いがおおくなる つまりは、すでにのどをやられているんだろうね。 ハッキリと咳にならないけれど、のどがおかしい。 このまま治っちゃうこともあるけれど、 行くときは、このままひどくなって咳になる。 3.後頭部が固くなる とにかく、首が凝る。 無意識で首を回すなどのストレッチ的な行動をとる。 ひどくなると、頭の下と首をつなぐ辺りが痛む。 4.人の発言や行動にぴりぴりする なんだか怒りっぽいなぁとか、 周囲の人々はいつもと同じなのに、 「あいつの言うことは、うるさい」 なんて思った時には要注意だ。 いわゆる「カンに障る」って時は、たいてい不調。 5.言わないほうがいいことを言いたくなる いつもよりぴりぴりしているもんだから、 その状況を変えたくて、口が出る。 ひどい人は手が出るかもしれないでしょうね。 災いの元になる口って、体調わるい時におおい。 6.しょっちゅう目を閉じたくなる 新しい情報や、大量の刺激に対応したくない。 眠いと感じる時間もおおいけれど、 それよりなにより、視覚情報がうるさくて、 なにかと目を閉じたくなる。 7.顔が妙にてらてらする おやじの特徴の、「てかり」だけれど、 健康な状態だと、あんまり気にならないものだ。 若い人にも「あぶらとり紙」が売れているくらいだから、 きっと年寄りだけのことじゃないだろう。 体調十分で、てらてらしてるなんてこと、 おそらくないだろうと、ぼくは思ってます。 8.ちょっとの運動で息がみだれる これは、わかりやすい。 息がみだれるってのも、激しい運動をしたら当たり前。 いつもと同じ階段を上ったときに、ハーハーするとか、 ちょっと重い荷物を持っただけで心臓がドキドキするとか そういうときは、「アブナイな」と思ったほうがいい。 9.お腹が固い感じがする これなんか、お医者さんだったら説明できそうだなぁ。 お腹をさわってみて、固いときには、ダメが近い。 それに関係あるかどうか知らないけれど、 臭いおならも、ダメの兆しだったりすると思う。 ぼくの場合は、こんなところかなぁ。 みんなも、こういう「病の兆し」ってあるでしょう? こうやって、まとめてメモしておくと、 「あ、そろそろ休んでおこう」とか対応できますよね。 今回は、ちょっと自分の不調を利用させてもらいました。 みんなも、気をつけてね。 |
2001-07-30-MON
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