からだの基本の情報
最初は、からだの基本的な情報を
まとめておくカルテです。
身長と体重、腹囲を年ごとに記録して、
自分のからだの変化を知っておくのは
長く健康管理をしていくときのいい目安になります。
ここでとくに重要なのは、アレルギーの有無です。
薬のアレルギーがある方は、
あとに詳しく書く欄がありますが、
食べ物やその他のアレルギーも
かならず書いておいてください。
喫煙と飲酒の習慣についても
健康に深くかかわりがあります。
|
何年も身長を測る機会がないのですが、
身長も変わるのですか? |
成長期を過ぎたら、身長はあまり変わらないと
思われていますけれど、実際はそうでもないんです。
背骨と背骨の間でクッションとして働く
椎間板(ついかんばん)は
年齢を経るとともに薄くなることがありますし、
背骨そのものも、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)など
骨の変化でつぶれてしまうこともあります。
そのようなことが起きていると、身長は縮みます。
高齢になるとともに、姿勢が前かがみになり
背骨をまっすぐに伸ばすことができなくて
身長を測ってみると、
縮んでるということもあるかもしれません。
昔の身長と今の身長を比較するのは、
背骨や姿勢の変化を知るための、
とてもいい目安になるんですよ。
身長計は、病院や保健所、公衆浴場など
いろんなところにあるので、
機会があったら久しぶりに測ってみてください。
子どものときみたいに、
柱に印をつけてみておいてもいいかもしれませんね。