うれしいニュースでございます。
みなさーん、こんにちはー。
ウッシーことティーチャーけいこです。
お元気ですかっ。
今日はみなさんにちょっとご報告がっ。
先日、ほぼ日のニューオフィスにおきまして、
ほぼ辞書の編集会議が開催されました。
なんの会議なの?というとっ(息をおおきく吸って)
「ほぼ辞書書籍化プロジェクト」が、
とうとう本格的にっ、動き始めたんでっすー!
会議にはなんと出版社の方も。
わーん、ほぼ辞書もやっとここまできましたよー!!
うれしいですよねー。
現在の辞書、全部印刷してみたらですねー、
これがあなた、
紙の厚さが3cm位にもなっちゃってるんです。
3cmってこのくらいですよ。
いつのまにか、こーんなすごい量に‥‥
みんなでびっくりしてしまいました。
とはいっても、
これをずばっとそのまま本にする、
というわけにはいきません。
本にするとなると(←うれしい♪)
見出しのことばは、ほんとにこれで足りてるのか、
もう一度見直す必要があります。
説明の間違いやわかりやすさ、抜け、モレ、
でてくる用語の綴り間違いなんかも
きっちりチェックしないとなりません。
というわけで、
次回あたりから、書籍化に向けた(←うれしい♪)
本格的な「ほぼ辞書見直し作業」に
入っていきたいと思います。
専門家に頼んじゃう、なんてことはしませんよっ。
間違いチェックや調べものなども、
今まで通り、できる限りWeb上で
ほぼ日読者でやってみようじゃないですか!
どんなやり方をしていったらいいのか、
どんな辞書にするのがいいのか、
編集部も全員で、
脳をぎゅーぎゅーしぼって考えますからねーっ。
みなみなさま
ご協力、よろしくお願いいたします。
辞書、更新しました。
では、今回更新した分の辞書を公開いたします。
あたらしいことば8語、更新したことば8語です。
現在全ことば数225語でございます。
・あたらしいことば(8語)
●アラート
●カーソル
●カスタマイズ
●記号の読み方
●ダイヤログ
●間違いやすい記号
●文字コード
●404NotFound
・更新したことば(8語)
●インターネットショッピング
●クッキー
●デフォルト
●フロッピーディスク
●迷惑メール
●文字化け
●Hなページ
●Re:
あたらしいことばとして加わった、
「記号の読み方」
「間違いやすい記号」、
URLやメールアドレス、どうも間違っちゃってるみたい、
なんて時にすごく役立ちそうですよ。
みてみてください。
気になる話題も、
またまた、いろいろとございました。
駆け足でご紹介しましょう。
まず、前々回、
「Webページがちゃんと見られない」で、
ページが表示されないときに出てくる
「404Not Found」
この404ってどういう意味?って質問をしましたよね。
教えていただきました。
>アドレスが間違っているとか、
>見ることが許可されていないページを見ようとした、
>などの理由で
>Webページが表示できないとき、
>ブラウザは「このページを見ることが出来ないのは、
>このような理由ですよ」
>と云う説明を「ステータスコード」と云う番号で
>サーバから受け取り、表示します。
>(koh)
>404とはそのステータスコードの中で
>ブラウザがサーバに尋ねているURLに対応するページが、
>うちのサーバにはない(Not Found)
>というエラーをあらわす番号です。
>(Tomohito Nakayama)
はあああん、なるほど。
「404」っていうのは、
サーバとブラウザが使う暗号みたいなもんだったんですね。
404以外にもあるんだそうです。
詳細はほぼ辞書「404NotFound」をどうぞ。
でもさあ‥‥
なんでわざわざ書くんでしょうね、404って。
見るのは人間なんだから、暗号部分まで書かなくても、
「Not Found(みつかりませんでした)」
だけでいいような気がするんだけどなー。
なんか理由があるんでしょうか。謎‥‥。
次に、8/22の更新時に話題になった
「Re:」の意味と読み方、について。
「Re:」っていうのは、メールとかBBSで、
前に書いた人の内容をふまえて書くときにつける
あれ、のことですが、なんて読むんでしょうか?リ?レ?
これにつきましては、
海外のネーティブのみなさまより
情報をいただきました。
>本場といっても、
>ここはオーストラリアなんですが、
>(イギリスでもアメリカでもない、
>オージーイングリッシュです。)
>私は意識して読んだことなかったけど、
>考えてみれば「リ」だろうなーと思って、
>会社の同僚(オージー)に聞いてみたら
>やっぱり「リ」(でもこの場合の発音はRのまき舌)
>でした。ついでに
>「regarding の『Re』と一緒よ」と教えてくれました。
>ちなみに、また英語の国語辞典(?)で調べてみたら、
>「リ」または「レイ」でした
>(マルサ)
わっ取材してくださったんですねー。
ありがとうございます。
へええ「リ」ですか。
ほかの英語圏ではどうなのでしょうか。
>多分ですが、“REGARDING”だと思いますよ。
>英語圏に住んで仕事してると毎日使います。
>〜に関して、とか、〜について、という感覚の時に
>もっとも使われる言葉です。
>(masa)
むむむ。
「Re:」は独立した語で、何かの略じゃない、
という説もあったんですが、
本場のみなさんは「REGARDING」の「Re」だと。
インターネットは輸入モンだから、
ネーティブ説は有力な気もしますねぇ‥‥。
さらに情報をお待ちしております。
宛先は、jisyo@1101.com
「『Re:』の読み方」係まで。
辞書にはしばらく、複数の説を掲載しておきますね。
さらに気になる「ドクター中松フロッピー発明問題」。
調べてくださった方(Marinさん)がいらっしゃいました。
実はウッシーも検索エンジンgoogleで調べてみたんですが、
いっぱいあるうううう、ドクターに関するページ。
しかもこのフロッピー問題だけでも数説あるんですよぅ。
ドクターの話だけじゃ信用ならないし、
IBM側も真相を語りたがらない問題、
なんだそうです。なんでなんで??
事実関係としては、
ドクターがかつて発明したものが
フロッピーディスクの発明に貢献した、
という主張が通って、
IBMのライセンスを勝ち取った、ということらしいですね。
>おそらくIBMに乗り込んだ中松氏の根性勝ち、
>ってことなんでしょうね。
>(Marin)
詳しくはほぼ辞書「フロッピーディスク」
Marinさんのレポートを読んでみてみてください。
深いぜ、ドクター‥‥。
というわけで、
本日はここまでです。
あたらしいことば、実はまだ辞書にしてない分があるので、
残りも急いで作っちゃいますね。
では、また次回お会いしましょう。
ウッシーでした。
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