DOS/V
読み:どすぶい


説明

おおざっぱに言えば、
「Windowsパソコン」のことです。
厳密には全然違いますが、
お店でパソコンを選ぶ場合にはこの解釈で
間違いありません。
(Ando.N)

DOS/V機と呼ぶのが正しい。
(koh)

あんなことこんなこと

昔、IBMがPC/ATという機種を発売した時に
内部の設計をすべて公開しました。
それに合わせて作られたパソコンがPC/AT互換機です。
規格自体は段々と変わりましたが、
現在でもPC/AT互換機と言われます。
DOS/Vというのは、アメリカ生まれで日本語を使うことを
考慮していなかったPC/AT互換機で
日本語を扱うために作られたMS(PC) DOS J x.x/Vのことです
(x.xにはバージョンの数字が入る。
マイクロソフト発売分 がMS-DOS、IBM発売分がPC DOSです)。
IBM PC/AT互換機でOSをDOS/Vにした物を
DOS/V機といいました。
ですから狭い意味ではOSがDOS/Vのパソコンを
DOS/V機といいます

当時の日本はNECのPC-9801シリーズの全盛期で、
PC-9801シリーズもPC-9801シリーズ用のMS-DOS
を使っていましたから、
それとの区別もあってDOS/Vと呼ばれていました。
その後NECが独自規格のPC98シリーズを止め、
PC/ATの規格を採用した現在のPC98NXシリーズを発売したため、
現在では一般に売られているWindowsパソコン=PC/AT互換機
と考えて構いません。
マイクロソフトはMS-DOSをもう売ってはいませんが、
日本IBMではPC DOS 2000 日本語版(/Vが省略されている)を
現在でも販売しています。
(じんげん)