FEP
【front end processer】
読み:ふぇっぷ/えふ・いー・ぴー


説明

日本語に直すと「かな漢字入力変換システム」
キーボードから入力された信号をひらがなとして表示し、
漢字に変換するための仕組みです。
(koh)

入力を支援するソフトウェアのことで、
日本では日本語入力をするときに用いられる
(中国や韓国等の独自の文字を使うアジア・中東諸国でも
その国の言語を入力する時に用いられ、
欧米ではスペルチェックのために用いられる)。
(じんげん)



正しい用例

「あーもう、なんでこのFEPってこんなに頭悪いんだよ!
 とびげりって入力して鳶下痢ってありか!」
「ATOKに代えたら?」

俗語として、変換効率が悪い(入力した日本語が
思った通りの漢字に変換されない)FEPの事を
「頭が悪い」などと表現します。
(koh)


あんなことこんなこと

現在はWindowsではIME(Input Method Editor)
MacではIM(Input Method)と呼ばれている。
主なものに
Windows標準のMS-IME
Mac標準のことえり
ATOK(エイトック)、VJE(ブイジェイイー)、
WXGEGbridge(イージーブリッジ)等がある。
最近では携帯電話にも搭載されている。
ちなみにATOKは「エイトック」と読み
Advanced Technology Of Kana-Kanji Transferの
略だそうだが、メーカーが徳島にあるので、
Awa TOKushimaの略だという説が
いまだに根強く残っている。
(じんげん)

最近のFEPは学習機能が付いていて、
ユーザのよく使う言葉、文章の区切りを覚えてくれるので、
長く使うほどに
使う人固有の癖が染みついてくる可愛い奴。
(koh)