ISDN
【アイ・エス・ディー・エヌ/Integrated Services Digital Network】


説明

ISDNはデジタル回線です。
アナログ回線(普通の電話回線)と違って、
音声(人の声)が通る線と、
電話を掛けたいところにつなぐ為の線とが
別々になっていて、
音声(人の声)が通る線(電話機がつながる線)が2本分、
電話をつなぐための線が1本の
合計3本が束ねてあります。
音声(人の声)が通る線は、
電話以外にも、Faxも繋げられます。

電話とFax、コンピュータと
この3つのうち2つは同時に使えます。
(おりべ)


TAを使って、電話局からTAまでをデジタル回線で結びます。
TAは20,000円前後で買えます。
電話の基本料金が月々1,000円強高くなります。
(じんげん)


やや難しい(でも厳密な)説明:
サービス総合デジタル網。
ITU-T(国際的に電気通信を標準化する団体)によって
世界共通の規格として決められたディジタル通信サービス。

電話、FAX、コンピュータ間の通信といった
異なるサービスをデジタル化した総合的なネットワーク
日本ではインターネットをするための一手段として
NTT東西会社がサービスするINSネットが普及している。
(junjun)



関連する語句

INSネット
ISDN規格に基づいて
NTT東日本・西日本が提供するサービス名で、
「インスネット」
または「アイ・エヌ・エス ネット」(?)と呼ばれる。
「INS」はNTTがISDN規格に基づいて計画した
ネットワーク構想「Information Network System
(国際情報通信システム)」の頭文字をとったもの。
(junjun)


あんなことこんなこと

より詳しい説明:
INSネットには
「INSネット64」と「INSネット1500」の
サービスがあり、
一般家庭には「INSネット64」が普及している。
INSネットの基本構造として
64kbpsのBチャネルと
16kbpsのDチャネルで
構成されており、
通常、電話やデータ通信にBチャネルが使用される。
INSネット64にはBチャネルが2つ存在するため
アナログ回線2本分あるのと同等になる。
また、Bチャネル2つをあわせて
128kbpsで通信することも可能。

なお、INSネット64は
アナログ回線で使用していた電話線をそのまま利用できるが
INSネット1500は光ファイバーを使用する。
(junjun)

今後インターネット用には、ISDNより高速な
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等が
主流になると考えられる。
(こま)

ちなみにNTTでは“デジタル”を“ディジタル”と
“digital”の字面どうり表記しているので、
電話帳には“ディジタル回線”と書いてある。
(じんげん)