TCP/IP
読み:ティー・シー・ピー・アイ・ピー


説明

TCP/IPとは、LANなどのネットワークで使用される
プロトコルの種類の一つです。

また、TCP/IPはインターネット標準の
プロトコルとなっており、
これがパソコンにインストールされていないと、
インターネットに接続して情報を得ることができません。
(ほとんどのコンピュータでは
 インターネットの設定をするのと同時に
 TCP/IPをセットアップします)
(koh)

TCP/IPは何をしているか
まずパソコンやサーバーをIPを使ってつなぎます。
コンピュータをつなぐ仕掛けが共通だから
インターネットやLANやWANでも使える技術です。
単に「手をつなぐ」のではなくて、
「意思の疎通が出来る」ようにつなぐと考えてください。
そしてデータを送ります。どこにおくるか、というと
相手はそのデータを要求したソフトです。

1)あるパソコンのブラウザがサーバーに
  「データをくれ」とメッセージを送る(上り電文)
2)サーバーのソフトがそのパソコンのブラウザへ
  データを送る(下り電文)

。。。2回目以降は1)で
「次のデータをくれ」となるのです。
こんなやりとりを何回もしながら、
インターネットに繋いだパソコンは、
ブラウザのウィンドウに要求したデータ
(=見たいWebページの内容)を表示できるのです。
Webページが徐々に表示されるのは、
一度に全てのデータが送られてこないためです。

これらを確実にやってくれるのがTCPです。
パソコンでインターネットをしながらメールを書いていても
テレビを見てても、Webページの内容はちゃんとブラウザに
表示されますよね!
意外かも知れませんが、
ブラウザのウィンドウをふたつ開いて、
別々のWebページを見ても、
内容が混在することは絶対にありません。
もちろんTCPのおかげです。おためしあれ。
(ケビン)