BOOK
「ほぼ辞書」
【A】


ADSL
【Asymmetric Digital Subscriber Line】
読み:エー・ディー・エス・エル


説明

従来のアナログ電話線を2本使用する
高速デジタル通信方式。
電話局→利用者(下り)は1.5〜9Mbps、
利用者→電話局(上り)は最大16〜640kbpsと
非対称(Asymmetric)の通信。
(ごろん太)


DSLモデムを使って高速にデジタル通信をする方式。
電話局で音声通信とDSLによるデータ通信とに分けるので、
自分の地域の電話局がADSLに対応していなければ
使えません。
24時間使い放題になっています。
DSLモデムはレンタルのみでしたが、
最近売り切りの物が出てきました。
(じんげん)

あんなことこんなこと

ちなみに、普通のモデムは56kbps。
(ごろん太)


ISDN(デジタル)回線を引かずに高速通信を実現できる。
サービスは始まったばかりなので、サービス地域も
限られている上、ADSLモデムも高い。
普及と低料金サービスが待たれる。
(ごろん太)


ADSLは
「DSL(digital subscriber line:デジタル加入者線)」に
よるサービスの一形態で(ほかにHDSLなんかがあります)、
ADSLのAは非対称(asymmetric)の頭文字です。
発音としては、
「エーディーエスエル」と続けて発音するのではなく、
エー、ディーエスエル」(アクセントはエーのところ)と
したほうが間違いが少なく、
ちょっとかっちょいいっぽいです。
(koh)

砂時計の穴を2つにしたら
砂の落ちる時間が半分になりますね。
たくさんの穴があくほど時間が短くなることは
説明しなくてもわかります。
ADSLで使われているチャンネルはまさにこの原理。
チャンネルとは、テレビのチャンネルと同じです。
チャンネルは隣同士が混ざったりはしないので、
チャンネルを増やせば回線を増やさなくても
それと同じ効果が得られます。
ADSLでは256チャンネルのものもある。
なぜ普通の電話回線なのに高速通信が可能なのか
わかってもらえたでしょうか?
(ケビン)


イラストレーション:たかま ひびき

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