相性
【あいしょう】



説明

パソコンの部品は本来決められたとおりに組み合わせれば
きちんと動作するはずですが、
部品の設計に小さな誤りがあったりすると
決められたとおりに組み合わせたのにうまく動かないことが
あります。
このようなとき、
「この組合せでは相性問題でうまく動かない」
と言ったりします。
(shibatch)
あらゆる手を尽くしてみたものの、
故障以外の原因でソフトや周辺装置が動作しないときに
「お手上げ」の意味として使われることが多いです。
(koh)



正しい用例

「メモリ取り替えたらパソコンが起動しなくなったんだ」
「メモリ故障してるんじゃないの?」
「いや、別のパソコンに付けたらちゃんと動くんだよ」
「対応機種は間違ってないの」
「うん。しっかり調べた」
「じゃあ、あまり考えたくないけど相性かなぁ」
(koh)


あんなことこんなこと

ハードウェアの相性問題ってどんな?
部品を追加したらパソコンが動かなくなり、
初期不良で交換してもらおうとお店に持って行くと、
お店では正常に動作したので
家に持って帰ってもう一度試してみるとまた動かず
どうしたものかと違うスロット(差し込み口)に
差し込むと正常に動作したというようなことや、
メモリを追加する時にメモリA、メモリBと差すと
メモリを正しく認識しないのに
メモリB、メモリAと差すと正しく認識するなど
不可解なことがおこります。
ノイズや電源の安定性などいろいろな原因がありそうですが
深く追求しないでパソコンはこういうものだと
思って下さい。


ソフトウェア同士でも相性が悪いことがあります
AとBというソフトがあって、
それぞれ単独で使っている時は問題が無いのに
一緒に使うとエラーがでるという事があります。
この場合は普通はどちらかのソフトがエラーが出ないように
修正されるので、ソフトウェアのメーカーのページを見て
アップデート情報を確認してみてください。

根本的にパソコンに限らず機械と相性の悪い人がいますが、
それはその人の性質なのでどうしようもありません。
定められた運命だと思ってください。
(じんげん)