メディア
【media】


同義語

媒体
コンピュータ用語としては記録媒体


説明

パソコンで扱うための情報(データ)を記録できるもの。
フロッピーディスクやCD-ROMやDVDやMOや
コンパクトフラッシュ...
その他もろもろの総称。
(EACH)

日本語では記憶媒体と訳されますが、
情報を入れたり出したり保管するための手段の事です。
広い意味では、紙や通信・放送もメディアといいます。
(じんげん)


正しい用例

「こないだくれるって言っていたデータ、
メディアは何で渡してくれるの?」
「うち、CD−Rドライブあるから、焼いて渡すよ」
「えーっ、MOの方がいいのにー」
(tanny.)


あんなことこんなこと

「媒」を訓読みすれば「なかだち」です。
「なかだち」とは
二者の間に立って、事がうまくまとまるように
世話をすること。仲をとりもつこと。
」(大辞林第二版)

コンピュータの世界では
フロッピーディスクやCD-ROMなど記録する道具の総称として
「媒体(メディア)」と呼びますが
メディアはこれらに限ったものではありません。
懐かしいところでは
レコードもカセットテープもメディア(媒体)です。
(音楽と私達の間を「なかだち」してます。)
太古の昔は粘土板や割竹がメディアですね。
つまり、
情報を私達に伝えることができる手段は
みんなメディアです。

だから、新聞やテレビもメディアです。
(情報を私達の間を「なかだち」してます。)
新聞やテレビなどはいっぺんに大人数の人と「なかだち」
できるので
とくに、「マスメディア」(mass・大量の)
と呼ばれるのです。
また、「マルチメディア」(multi・多数の、複数の)とは
かつては別々のメディアに記録されていた情報を
デジタル化することによって
一元的に利用できるようにすることです。
昔は音楽はカセットテープで、
映像はビデオテープで保存しましたが
いまはCD-ROMなどで音楽も映像も文字情報も扱えますよね。
一つで「複数の」メディアの役割を
担えるようになったのです。
(EACH)