ファイル
【file】


説明

もともとは、現実世界の「書類綴じ」のことで、
コンピュータ内のデータに、識別名(ファイル名)をつけた
情報の集まりのことを言う。
(朴念仁)

たとえばワープロで作った文書を保存するとき、
何ページになろうと、文書全体をひとつの
“かたまり”としてハードディスクなどに保存しますね。
このひとつひとつのかたまりのことを
『ファイル』と呼びます。
実はパソコン内では、文書でも絵でもプログラムでもすべて
“ファイル”として扱っているんですね。
(zaki)

一般に使われている「ファイル」、または「ノート」と
同じと考えてもらっていいと思う。
何か書きとめる必要があれば、
「ノート」に書き(保存・書き込み)、
その内容を見たいなと思えば、
「ノート」を開いて読む(読み込み)。
必要なことはその都度、
「ノート」に書き加えていくし(追加書き込み)、
時には、いらなくなった内容や間違った内容を、
消しゴムで消して新たに書き直す(削除・上書き)。
これがコンピュータ内で使われているわけです。
(kox)


正しい用例

一太郎の文章ファイル
アプリケーションソフトの実行ファイル

(koh)


あんなことこんなこと

コンピュータも沢山のデータを扱うので、
これらデータの集まりを、現実世界の「書類綴じ」と同様に
名前をつけて、他のデータと識別しやすくするために、
ファイルという考え方を導入した。
ファイルの他に、フォルダ(紙ばさみ)とか、
スタック(棚)等と、現実世界における
事務処理での考え方に由来するものが多い。
(朴念仁)

ハードディスクの空き容量が不足してきたときなどは、
不要なファイルを消して
空き容量を確保することがありますが、
何の働きを司っているかわからないファイルを
むやみやたらに消してしまうと、
システムに障害を起こすことがあるので注意が必要です。
(koh)