フォーマット
【format】


説明

直訳すると形式、書式のことで
コンピュータでは 記録媒体(メディア)の大きさや
記録方式、 データの配列方法などの形式をさします。
同じフォーマットを採用している機器同士だと
記録されているデータを読み出すことができます。
例えばおなじVHSのフォーマットで記録されていれば
どのVHSのビデオデッキでも見ることができるのと
同じです。
(じんげん)

あんなことこんなこと

フロッピーディスクやハードディスクは
機械やOSによってフォーマットが異なるため
フォーマットされていない状態で販売されています
(フロッピーディスクは機種ごとに
フォーマットされた状態でも販売されています)。
(じんげん)

フォーマットされていない状態というのは、
無地の一枚の広い紙の状態だと思ってください。
フォーマットするというのは紙を裁断して
ノートにして罫線を書いて目次を作る作業です。
ハードディスクの場合、
ノートを何冊に分けるか(ドライブを複数に分けるか)
という領域確保という作業がフォーマットの前に入ります
(Macだとドライブ設定)。

フォーマットすることで
データを何ページから何ページまで書き込んだ
ということを目次(ファイルシステム)に書いておき、
目次を見ればデータがどこに書き込んであるか
わかるようになります。
厳密にいえば、フォーマットはノートを作って
罫線を引く作業(物理フォーマット)と
目次を作る作業(論理フォーマット)に分かれます。
(じんげん)