MP3
【MPEG-1 Audio Layer 3】
読み:えむぴーすりー


説明

パソコンで聞くことが出来る音楽の形式のひとつ。
ちょっと前まではパソコンでしか聞くことが出来ません
でしたが、最近は携帯型プレイヤーやカーコンポなどが
対応しています。
(koh)

インターネット上でよく使われる。
しかし、著作権を管理する機能が無い(いくらでもコピー
できる)ため、著作権をめぐる多くのトラブルが
発生している。
(なす)

関連する語句

WAV(ウェーブ)形式:
Windowsで標準でサポートしている音のデータとして、
WAV(ウェーブ)形式があります。
Windowsを起動したり、終了したりしたときに鳴る音や、
エラーを起こしたときの『ジャン』という音は
WAV形式というデータを再生しています。
(hide_man)

WMA
ATRAC3
→MP3とは違い、著作権を管理する機能がある。
 ATRAC3はMDにも使われている。
(なす)

正しい用例

「MP3にエンコードする。」
 →MP3方式に圧縮する。
(なす)

あんなことこんなこと

MP3の特長は、何と言ってもサイズが小さいこと
歌謡曲を1曲保存するのに、WAVで40〜50メガバイト
必要なのに対し、
MP3では4メガ〜5メガ位で保存できます。
(曲の長さなどによって変わりますが、
おおむね10分の1位になります。)
WAVはパソコンで扱える音域(音の高さの幅)を
全てデータにしてしまうのに対し、
MP3は人間が聞ける音域に絞ってデータにしているので、
音質を損なわずに少ない情報で済むと言うのが
理由らしいですね。
(hide_man)

MP3をパソコンで再生するには専用のソフトが必要ですが、
今時はWindows Media Playerがこの形式に
対応しています。
ソフトを使ってWAVをMP3に変換(圧縮)することも
できますが、情報を間引くことになるので、
この辞書の【圧縮】の説明にある『不可逆圧縮』となり、
再度MP3をWAVに変換したりすると音質は悪くなります。
(hide_man)

正式名称は『MPEG-1 Audio Layer 3』と言い、
略して『MP3』と呼ばれます。
このMPEG-1とは映像と音声を両方持つ形式で、
その音声部分の圧縮技術が利用されています。
(hide_man)

MP3は現在最も使われているが、
ドイツのFraunhofer IISが 特許を理由に
使用料の支払いを要求しているため、
今後、他の技術に人気が移るかもしれない。
(なす)