オープンプライス
【Open Price】


略語や省略表記
オープン

説明

商品に「メーカー希望小売価格」が
設定されていない状態のこと。
(Koh)

でも大体どこのお店に行っても似たような値段になります。
(のん)

似ているけど違う意味のことば

 オープン特価
 →オープン特価はお店のオープン時の特売価格
(ほぼ辞書編集部)

反意語

オープンプライスは
「メーカーが希望小売価格を設定しないこと」ですから
反意語は
「メーカー希望小売価格」だと考えられます。
もっとも、希望小売価格どおりに販売すること(iMacの
ように)をお店では、「定価販売」といいますから、
実用的な意味ではあたっています。
ちなみに「定価販売」とは、
再販価格が設定されている商品
(かつての書籍やレコード・新聞など)を
(その通りの価格で)売ることです。
(news)


あんなことこんなこと

通常、多くの電化製品には「メーカ希望小売価格」という
値段が付いています。
これは通常、卸価格(つまり電気屋さんの原価)に
ある一定の割合で利益分(と予想される)数字を
乗せたもので、実質「メーカ希望小売価格」そのままの
価格で販売されている商品は皆無と云って良いでしょう。

パソコンのように年間3回ものモデルチェンジが
行われるような商品の場合、商品が古くなると
「メーカ希望小売価格」と実際の価格に大きな格差が生じ、
却って商品価値がわかりづらくなるという現象を
引き起こしていました。
(商品が古くなって値打ちが目減りしているのに
 メーカ希望小売価格は古くならないため
 「メーカ希望小売価格からさらに50%引き」などと云う
 商品が不当に割安感を煽っていると云う考え方ですね)

そこで、それならばいっそのこと、
「メーカ希望小売価格」そのものを撤廃して
価格は小売店で設定してください、
と云うのが「オープンプライス」なのです。
(koh)

メーカー希望小売価格というものは、普通変動しないもの
と考えがちですが、時間と共に、メーカーが変更する場合も
あります。
(安くなる場合もあれば、希に部品の価格高騰から
高く変更される場合も...)
また、ある日突然に「オープンプライス」になることも
多いのです。
商品毎の標準小売り価格がいくらに設定されているかは、
メーカーに電話でもすればきちんと教えてくれます。
(news)