BOOK
「ほぼ辞書」
【P】


PDA
【Personal Digital Assistants】


説明

手のひらに乗るような大きさで、
個人の活動を支援するための情報機器。
1992年に米アップル・コンピュータで提唱した概念。
日本では「携帯情報端末」と訳されている。
(こま)

個人向け情報携帯端末。
住所録、スケジュール、メモ、メールなどの機能がある。
パソコンに比べ起動がすばやく使いたい時にサッと使える。
日本ではザウルスが有名だったが、
最近ではPalm OSを搭載した機種が主流。
(Yoshiaki Matsuo)

ノートパソコンをPDAと表現するのは
ちょっと苦しい様に思えますが、東芝の「リブレット」や
富士通の「BIBLO Looxシリーズ」などの
手のひらより少し大きい程度のものは
ぎりぎりセーフと云う解釈が大半を占めるようです。
(koh)



関連する語句

Palm OS(パーム・オーエス)
U.S. Robotics社が開発し、
後にPalm Computing社が引継いだPDA用のOS。
Graffiti(グラフィティ)という、
一筆書きの様な文字を入力する。
Palmware(パームウェア)」と呼ばれる
豊富なアプリケーションが利用できる。
対応機種にIBMの「WorkPad」、
ハンドスプリングの「Visor(バイザー)」、
ソニーの「Clie(クリエ)」などがある。
(Yoshiaki Matsuo)


POPサーバ
【ポップサーバ/Post Office Protocol】


説明
電子メールを受信するときに使うサーバです。
家庭の郵便受けといったところでしょうか。
(名前もPost Office Protocol。)
メールソフトはインターネットでPOP3サーバに接続し、
POP3サーバに着いた電子メールをパソコンに取り込みます。
POP3サーバの代わりにIMAP4サーバを使うこともあります。
ちなみにPOP3の「3」はバージョンです。

(じんげん)


関連する語句

IMAP4サーバ(Internet Message Access Protocol):
POP3サーバと同じようにEメールを受信する時に使うサーバ
です。
POP3と違う点は電子メールを全部パソコンに取り込まないで
タイトルや、誰からの電子メールかによってパソコンに取り
込むかどうか決められることです。
仕事や友人からの電子メールはすぐに受信して、
ほぼ日デリバリー版は家に帰ってから受信し、
SPAM(勝手に送りつけられる不要なメール)は受信せずに
削除といった使い方ができます。

(じんげん)

あんなことこんなこと

昼間は携帯電話やノートパソコンで電子メールを読んで、
家に帰ってからは自宅のパソコンで電子メールを読む
と言う方は、
昼間使っている方のメールソフトの設定を
「メールをサーバに残したままにする(=サーバに
メッセージのコピーを置く)」にすると
家に帰ってからもう一度同じ電子メールを
家のパソコンで読むことができるようになります。
しかしメールサーバの容量には限りがあり、
たくさんの電子メールを残したままにすると、
接続した時に全部をまた読み込むため時間がかかり
不経済なので、どれかのメールソフトで削除するように
しましょう。
(じんげん)


PPP
【ピー・ピー・ピー/Point-to-Point Protocol】


説明

2地点間での通信に使用するネットワーク用の約束事。
パソコンに自動的に番号(IPアドレス)を割り当てたり、
ユーザーIDやパスワードによってユーザー認証を行う。
(こま)



あんなことこんなこと

LAN同士の接続では,ルーターとルーターの間で
PPPを用いて1対1の通信を行い、
家庭からプロバイダにダイヤルアップ接続する場合には,
OSやモデムなどが搭載しているPPPを使用する。
回線によって バイト同期PPP,ビット同期PPP,
非同期PPPなどを用いる。
(こま)


イラストレーション:たかま ひびき

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