ルータ
【router】

説明

HUBでは接続することが出来ない
異なるネットワーク間を接続する際に利用する装置。
プロバイダや企業間を接続する際に用いていると
考えても良い。

技術者的な説明:
処理すべきパケット(データ)の
送信先を知っている装置。
装置にはLANと同じRJ45コネクタや光コネクタ
(1000Base-SX/LX)などを複数備えている。
(のりにゅ)

ネットとネットを結ぶ交換機のような機械。

プロバイダー
   |
  ルータ
 / | \
PC PC PC
A  B  C

こういう風に接続した時に、
ルータに割り振られたグローバルIPアドレスで
AからもBからもCからも
インターネットにアクセスできます。
グローバルIPアドレスは外線の電話番号みたいな物です。
もちろんAからB・Cにもローカルアドレスで
アクセス可能です。
ローカルアドレスは内線の番号みたいな物です。
ルータは交換機のような働きをするわけです。

プロバイダー
   |
  ハ ブ
 / | \
PC PC PC
A B C
 
これがハブだと、
それぞれのPCがグローバルIPアドレスを持たないと
インターネットに接続できません。
ハブが単なる分岐機だからです。
プロバイダーとの契約がIPアドレス一つの場合、
Aがそのアドレスを取ってしまうと
BとCはインターネットに接続できません。
AからB・Cにアクセスする時は
インターネットで使うTCP/IPではなく
他のプロトコル(NetBEUIやアップルトーク)で
アクセスします。

これを

プロバイダー
   |
PC
A(サーバー)
   | 
  ハ ブ
 /   \
PC     PC
B     C

とすると、
Aを介してBもCもインターネットに接続できます。

気付きました?
ルータは大雑把にいえばサーバを接続機能に特化したものです。
ルータにTAやモデムの機能を組み合わせたものが
ダイヤルアップルータになります。
(じんげん)