スキャナ
【scanner】
説明
紙や本などからコンピュータに画像を読み込む周辺装置。
(koh)
コンピューター本体につなげる周辺機器で、
写真や絵などアナログなものを、
コンピュータで扱えるように
デジタルな画像データにしてくれる機械。
一般の人用のものからプロユースのものまで
いろいろな形や値段の物がある。
(ぴよりん)
関連する用語
スキャンする:
スキャナを使ってコンピューターに写真や絵を入れる
(デジタルデータにする)ことを
「スキャンする」と言います。
(ぴよりん)
OCR(Optical Character Reader):
光学活字文字認識ソフト。
以前に打ったワープロの文章、
プリントアウトしたものはあるけど、
データを無くしてしまったといったなんてこと
ありますよね。
そんなとき、このプリントをスキャナでスキャンして、
画像データを作っておきます。
そして、それをOCRにかければ、文字データになるんです。
ただし、たまに変な読み取りをするので校正は必要ですが。
元原稿のきれいさの度合いや、スキャナの光学解像度
(スキャナの性能)によって、
その認識精度は変わってきます。
コピーのコピーのそのまたコピー、の様に
文字が潰れている様なものは当然認識精度が下がります。
また、OCRはあくまで「活字」文字認識ソフトなので、
手書き原稿は認識することが出来ません。
実際に使った感触での話なので、
人によって感覚が違うかとは思いますが、
スキャナの光学解像度が400dpi以上(この数字は大きい程
望ましいです)でないと、OCRにかける原稿として
「使いものになる」元原稿をスキャンできません。
また、スキャナに最初から添付されている
おまけソフトではなく、
お店で売っているソフトを別途購入する方が、
認識精度の面では良好な結果を得られるようです。
(ぴよりん&koh)
こんなことあんなこと
【スキャナの種類】
スキャナには主に5つの方式があります。
フラットベッドスキャナ:
現在、パソコンの周辺装置として
もっとも普及している形。
コピー機の様に、
原稿台の上に紙や本を乗せて画像を読み取るものです。
フィルムのような透けているものを読み取る時には
透過原稿ユニットと呼ばれる、
原稿に光をあてる装置が必要です。
(最初からついている機種もあります)
ハンディスキャナ:
紙や本の上でスキャナを動かして
画像を読み取るものです。
コンビニなどでバーコードを読み取るのにも使われています。
(機械のほうを動かしてバーコードを読み取るものです)
ドキュメントスキャナ:
ファックスの様に紙を動かして
画像を読み取るものです。
大量の紙を読みとって、OCRで文章にするのに適しています。
本のような厚みがあるものは扱えません。
フィルムスキャナ:
フィルムを読み取るための専用のスキャナです。
個人向けのものは35mmフィルムのみか
他にAPSフィルムにしか対応していないものが多く、
それより大判のフィルムに対応している機種は一部です。
フラットベッドスキャナよりも読み取れる解像度が高く、
より精細な画像を得ることができます。
ドラムスキャナ:
透明なドラムにフィルムを取りつけて、
回転させながら読み取るもので、印刷用の原稿を作る時に
使う業務用です。
(じんげん&koh&ぴよりん)
【スキャナの選び方】
スキャナの選び方は何に使うかによります。
ちょっとしか使わないのなら
ハンディスキャナでもいいですし、
本を読み撮りたい場合は
フラットベッドスキャナかハンディスキャナを
選ぶ事になります。
フィルムを読み取りたい場合は、
フィルムスキャナまたは
フラットベッドスキャナ+透過原稿ユニット、
フィルム会社のフォトCDサービスも使えます。
フォトCDはフィルム会社の方でフィルムを読み取って
CD-Rに書き込んだものです。
たいがいの物がスキャンできるものを選ぶなら、
フラットベッド+透過原稿ユニットになります。
解像度は高い方が写真などを読みとる時にはいいですが、
OCRが目的の場合にはそんなに高い解像度は必要ない
(600dpiもあれば十分)ので、安い機種で十分です。
最近ではUSB接続の他に
IEEE1394やUSB 2.0に対応の機種も出ています。
より高速に読み取りたい方向きです。
(じんげん)
スキャナ耳より情報
スキャナで取り込んだ物をプリンタで印刷すれば、
コピー機の代用になる。
(忍者)
ついこのあいだ買ったばかりのスキャナーが
使いやすかったので、そのご報告です。
スキャナーといっても私が買ったのは、
モバイル型のプリンターなのですが、
それにスキャナー機能がついていたんです。
スキャナーにする時はインクカートリッジをはずして、
そこにカチッと読み込む装置を入れます。
そしてプリント用紙を置くところに、
読み込みたい画像を置くだけ。
そのプリンター本体も、小さくて軽いので、
使い終わったら棚にしまえて、便利この上なし。
気に入ってます。
(な)
白黒だけの写真や絵などをスキャンするときは
スキャンのモードをグレースケールにすると
データのサイズが少なくてすみます。
(ぴよりん)
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