SCSI 【Small Computer System Interface】 読み:スカジー 説明 パソコンに周辺機器を増設する差込口(電気で云うと コンセント)の種類のひとつ。 SCSIには、スキャナ、CD/CD-Rドライブ、ハードディスク、 MOドライブなどを接続できます。 最近はUSBという差し込み口が主流で、 ほとんどの周辺装置がUSB接続できるため、 わざわざSCSIを使うことは減りました。 (koh) 正しい用例 「友達からスキャナ借りてきたんだけど、 線が合わないんだ」 「どれどれ?ああ、これSCSIのスキャナだから、 USBにはつなげないよ」 (koh) あんなことこんなこと 最初からパソコンに付いていることは少ないので、 使うときは、ほとんどの場合、 板チョコレート大の 「SCSIカード」と云うものをパソコンの内部に増やします。 (koh) 数珠繋ぎにして、最後にターミネーターと呼ばれる、 「これ以上機器はありません」という合図のための装置を つなげるのが決まりです。 (じんげん) SCSIはパラレル転送と言って、 たくさんのコードで接続する方式のため ケーブルやコネクタのちょっとした不具合で データの転送ができなかったり、 つなぐ順番を変えただけでうまく動かなかったりと、 トラブルを起こしやすい点がありました。 一昔前までは、MacintoshではSCSIが標準でしたし、 PC-98やIBM PC/AT互換機でも、 ハードディスクやスキャナーをつなぐ時に 良く使われていました。 その後、ATAという規格(接続方法)が高速になったり、 USBやIEEE1394のような、SCSIの代わりになるような 規格が登場してきたので、 パソコンではあまり使われなくなりました。 (じんげん) |