スティーブ・ジョブス
【Steve Jobs】



説明

マッキントッシュ(アップルコンピュータ社)の
生みの親のひとり。
もうひとり、スティーブンさんという方
(ほぼ辞書編集部注:スティーブ・ウォズニアック)
と作ったのです。
(かぎけいこ)

Apple(会社)とMacintosh(コンピュータ)を誕生させた
年収1ドルで働く男。
映画「トイ・ストーリー」の製作会社ピクサー社の
会長兼CEOでもある。
一度Appleを辞めさせられるも見事に復帰。
今のAppleがあるのは、よくも悪くも彼のおかげである。
(ささ)


正しい(でも多分使わない)用例

「おれさあ、どっちかっていうと ビル・ゲイツより 
スティーブ・ジョブス系なやつなんだよね~」
(アートなどが好きな彼女をくどくときに...
使えるかも???)
(たみやん)


あんなことこんなこと

たしか1980年代前半だったと記憶しているが、
毎月英語の勉強のために購読していた
米国版月刊『プレイボーイ』誌の名物ロングインタビュー
にそうそうたる面々が続く中で
聞いたことのない見知らぬ男が登場した。
それが他でもない、スティーブジョブズ氏だった。
アップルパイで一儲けしたヤンエグくらいに思って読み飛ば
したのが今となっては恥ずかしい。なんせ、その当時は
パーソナルコンピュータという概念すら理解しがたかった私
なのです。
(sudden pen)

アップル社の名前の由来は、
創業者スティーブ・ジョブスがジョン・レノンのファンで
アップルレコードからとったなどといわれていますが、
定かではありません。
ただし、後に両社の間では、商標権をめぐった訴訟があり、
アップル社がアップルレコードに和解金を払っているはず
です。
(y.ogata)

ニューヨークのことをビッグアップルといいますが、
サックス奏者トムスコットのアルバム『アップルジュース』
は、ニューヨークのライブで流した気持ちいい汗のことを
象徴的に表現しているようだし、
ヨーロッパの諺に
「リンゴが赤くなると医者が青くなる(*それくらい医者
いらずの意)」もあり、
詩人イエーッの1899年の詩集『葦辺の風』には、
「時の終わりまで摘み取れよ、
 月の銀の林檎を、
 太陽の黄金の林檎を。」という一節もあるらしいし、
ざっと拾っただけでもアップルという言葉はポピュラーな
イメージからメタファー(隠喩)な使われ方まで、
かなり包容力があり、ベストイメージのひとつと
考えられているように思われます。
(sudden pen)