第1回 いやあ、どうもこんにちは。 [前口上の巻] さあ。インパクがはじまりました。 その、ひと月くらい前に、インパクの編集を コアにやっているふたりが、対談をしたんですよー。 荒俣宏さんと、darlingです。 そこで・・・。 雑誌「編集会議」での対談時のテープだけをもらって、 「ほぼ日」のわたくし木村が勝手に編集をして、 新春特別企画としてお届けしようということになりました。 さっそく、読んで欲しいのだぜ。ほほえめるよー。 ------------------------------------------
第2回 本への愛情が、醒めちゃったんです。 [新春・前口上の巻] 荒俣宏さんとdarlingの対談をお届けしています。 インパク開催にあたって、その前の月に収録した 対談をお送りしているんだけど・・・。 「ウェブ」とか「デジタル」とか、そんな話とは ほとんど無縁の会話がくりひろげられているでしょう? ・・・実は、だからこそ、このふたりが インパクに関わっているんですよ。 と、伏線をはりながら、今日の対談にすすみませう。 どうぞお楽しみくださいませ。 ------------------------------------------
第3回 部分を愛することができるようになった。 [前口上の巻] 粘土板を本にしたような、 あるいはタタミ半畳ぶんもあるような、 全体を完璧な美術品として愛せるたぐいの 本は、どんどんなくなってきている・・・ フェティシズムと言われるほどまでに 本を愛しつづけてきた荒俣さんは、 収集の結果、そういうことに気づきました。 かたち、大きさ、重み、中身、 すべてを愛せるほどに手作りの味や 個別の思い入れの入った本は、もう作られない。 「気づいたら、本という美女が、 いつのまにババアにすりかわっていた」 という荒俣さんは、そのババアを、 ババアとして見はじめたおかげで、 やり手な部分とか、どうにかこうにか それをうまく活用する部分とかを 見つけたんだけど・・・。 このへんの話は、 本とか女性とかが比喩になってますが、 デジタルとアナログに対して持つ 荒俣さんのイメージを、わかりやすく 語ってくださっている内容になるんです。 じっくりお楽しみくださいませ。 ------------------------------------------
第4回 カミは死んだ。 [前口上の巻] ほとんど人格が宿っているものとして、 全体的に愛してきた本への思いが、 荒俣さんの中では変化してきた、 というのが前回の話でした。 本を、ばらばらにでも消費できるのを、 いいと思ってやっているんじゃなくて、 「そうするしかしょうがないから」 というのが荒俣さんらしいなあ・・・。 あ。 インパクだとか、インターネットの テクノロジーだとかに関係ないと思う? でも、ここで話されているぜんぶが 実は関係あることなんだということが あと数回読んでもらったら、 わかるようになっていると思います。 すでにメディア論には、なっているもん。 では、つづきの本文を、どうぞ。 今回も、本への愛情についての話だよ。 ------------------------------------------
第5回 荒俣さんの愛の経費って、億単位でしょ? (※本をきっかけにした、荒俣さん&darlingの 「メディア論」みたいなものをお届けいたします。 今回のさいごから、インターネットの話に移るよ) ------------------------------------------
第6回 何かをしている個人を発見した。 (※darlingがインターネットに対して自由を感じた としゃべりはじめたところで前回が終わったけど、 今回は、その先です。いよいよ、ネットに対して お互いの持っているイメージを話しはじめます。 では、今回も、どうぞお読みくださいませっ) ------------------------------------------
第7回 おもしろいことをする前の、胎内にいる。 (※今まですべてを、個人の総合的なものとして 判断していたのだけれども、それを分離して 部分としていろんなものを見られるようになった、 というところからのつづきのお話です。どうぞ) ------------------------------------------
第8回 多重人格と、商品以前の企画。 (※インターネット論になってきたところで、 ネット社会で人が何をするかというような パソコン雑誌のよろこびそうな話題になるよ。 だけども、やっぱりこのふたりなので、 先端技術の成り行きというよりは、 生き方の方向に話が進んでいくのです。 どうぞ、おたのしみくださいませ) ------------------------------------------
第9回 虚業が、21世紀の実業になるのかな。 (※前回の、ほんとうに完璧な 完成品を作る必要がなくなってきた、 という話をきっかけに、今回の話に移ります) ------------------------------------------
第10回 インパクで、やってみたいことは。 (※今回で、この対談は最終回になります。 話題は情報化に関していちばん重んじたいこと、 つまり、インパクで何をやりたいか、についてです) ------------------------------------------
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