ディン・Q・レ、ベトナム人アーティスト。
1960年代から70年代にかけて
母国ベトナムが経験したベトナム戦争を
アートで表現しています。
アカデミックな研究でもなく、
映画などのポップカルチャーでもなく、
硬派なジャーナリズムでもなく、
「アートで、ベトナム戦争を語る」こと。
そこには、独特の視点があり、
やわらかさがあり、窮屈さはまるでなく、
言うに言われぬ妙味がありました。
放っておいたら「誰も語らない物語」も
アートなら、おもしろがれるんだ。
担当は、ベトナム戦争の映画が好きで
けっこう観ている「ほぼ日」奥野です。