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触ると臭い?「クサカゲロウ」。
先週のヘビトンボの話を読んで、
同じくカゲロウの仲間の
「クサカゲロウ」の写真を送ります。
どこにでもいる珍しくもなんともない虫です。
(拡大)
この虫、触ると臭いから
「クサカゲロウ」なんだそーで。
私は幸いにも一発も喰らったことがないので、
草色できれいだからだと思ってました。
それにしても失礼なネーミング。
可哀想なのでちょっと調べましたら、
なかなかウンチク豊富です。
クサカゲロウの卵は、
ウドンゲ(優曇華)の花と呼ばれていて、
細い糸の先端に花びらのように
卵がいくつか付いた形をしてます。
優曇華はインドの伝説に登場する吉兆の花で、
三千年に一度咲くという珍しいもの。
この花が咲くと金輪明王、転輪聖王が
出現するのだそうで、
とてもありがたいことなのですが、
なぜか日本では凶兆とされいるそうです。
ずいぶん前に一度見たことはありますが、
私の場合は大過なく今に至ります。
幼虫もアブラムシを食べる(体液を吸う)そうですが、
なんと食べ終わったアブラムシの死骸を
背中にくっ付ける習性があるんだとか。
実際に見たことはないですが、
ゴミのかたまりのようで、一説には、
カモフラージュのために付けてると言われてます。
(aitos) |