ファットなビートに自在に絡み合う二本のギター!!
一度聴いたら止められないファンキー・ミュージック!
「THE TIME 4
REAL」(J&B)
|
VICJ-61087 / ¥3,045 (tax incl.)
J&B:
梶原 順 - guitars, vocals
浅野 "ブッチャー" 祥之 - guitars, vocals
松原秀樹 - electric bass, vocals
沼澤 尚 - drums, vocals
Guest Artists:
BIG HORNS BEE - horns
マルコス・スザーノ - pandeiro
森 俊之 - keyboards |
1.へなちょこぐるぐるべろべろばぁ〜 2.TAKE
A BREAK
3.LIKE THIS WAY 4.JAM & BUTTER 5.BE-BOP-A -LULA
6.TOUCH 7.TREMBLE 8.FIELD OF DREAMS
9.I FEEL FINE 10.速いやつ |
バンドマンは最高の商売。
「まず、おれたちが気持ちいい」が気持ちいい。
聴きましたよ。もう、うらやましいのなんのって。
ぼくは、人間にとって最高の商売はバンドマンだと、
かねがね思っていたのです。
とにもかくにも自分がたのしいことが、人をたのしくする。
しかも、それがメシの種になるなんて、ひどい。
虫がよすぎる。
ステージの上で、バンドマンどうしが顔を見合わせて、
うれしそうに何かたくらんでいるのを見ると、
「ああ、あの役を、俺はやってみたかったんだ」と、
いまでも思春期の男のコのような嫉妬心にかられるもの。
このアルバムには、バンドマンたちのバンドマンぶりが
山ほど詰まってるわけで。
憎らしいったらありゃしないのです。
選曲なんかも、楽屋でわいわいと決めた感じで、
ついつい聴いているぼくも、
このバンドの仲間になったような気になっちゃう。
こんなにうらやましいバンドマンたちの晩年に、
人並みの不幸がありますように。
このままじゃ、たのしそう過ぎるもん。 糸井重里
かつてウォルター・ベッカーにインタヴューしたとき、彼はスティーリー・ダン
の音楽性を説明するのに、「ファットなビートにジャズのハーモニー」という言い方を用いた。それにならうなら、J&Bの場合は「ファットなビートに自在に絡み合う二本のギター」と言うことができるだろうか。
J&Bというグループ名の由来は、梶原順と浅野“ブッチャー”祥之の名前から来たもの。二人のギターはあまりにウマが合いすぎ、鮮やかな飛躍を持つことが出来る……そもそも、この二人が15年前に角松敏生のツアーで一緒に演奏をして感激したことがJ&B結成のきっかけになっている。もっとも二人とも多忙な身、それを実現させるには10年強の歳月を必要としてしまったが。
二人が対等に、思うまま絡み合うには、それをがっちりと受け止める強靱かつ伸
縮性に富んだリズム・セクションが不可欠。そして、二人が思うまま絡み合うとしたらキーボードは不要……そんな考えのもと、梶原順と浅野“ブッチャー”祥之、松原秀樹、沼澤尚によるJ&Bが始まった。
その4人のことを熱心に追っている人なら知っているだろうが、J&Bは地道なライヴ・ツアーを熱心にやっているバンドでもある。もう、これはレギュラー・グループと言いたくなるぐらいに(インディからのアルバムもあり)。それは、J&Bという重なりが彼らに多大な歓びを与えるものであり、何度やっても発展の種を感じさせてくれるからに他ならない。そして、この「THE
TIME 4 REAL」はそんな日頃の積み重ねを素直に録り上げたスタジオ録音作である。リアルな、自分たちの時間、ありのままの姿……。
実はこの4人は同世代。みんな40代のアタマ。それもまた、J&Bの重要なファクターだろう。やっぱり同じような空気を吸い、同じような音楽に触れてきた。そして、彼らはそんなシェアできる蓄積を笑顔で出し合っている。だからこそ、ここには趣味良く書き分けられたオリジナル曲にまじえ、ジーン・ヴィンセントのロカビリー曲があり、吹っ切れたパフォーマンスで人気があったアルバート・コリンズのブルーズ曲があり、ザ・ビートルズの曲があり、当然のことながらヴォーカルを取る曲もある。ここには彼の歩みが飄々と現れていて、それが豊かな味わい、確かな訴求力を生んでいるのは間違いない。
そして、その総体は、自然体で音楽ができる大人のミュージシャンの野性を、余
裕を、茶目っ気を、覇気を、グルーヴ感を、そして音楽への愛をくっきりと浮かび上がらせるのだ。
佐藤英輔
後継者がいないと嘆くのは、音楽家とて同じ時代の中で。彼らのように、こんな
に開かれた素晴らしい学校を、LIVEという音楽家のあるべき姿そのままに、見せてくれていることに、心から敬意を持ちます。このCDをうんとうんと聴いてLIVEで穴のあくほどそのPLAYを体でイメージして下さい。そしてそれを体感した人は、音楽が人を感動させることが、どれほど一筋縄ではいかないことなのかを、知ることになるでしょう!
大貫妙子
よく作曲とかアレンジとかしてる最中に、「なんか・・・血沸き肉踊るような、かっちょいいGrooveとかカッティングとかほしいなぁ・・・」と考えはじめて、結局まる1日考えてもろくなもんが思い浮かばず、不貞寝してしまうことがあるのです。そんなあなたに、この一枚!
パクッてしまいたくなるオイシイ技のてんこ盛り。でも、パクると怒られますので聞くだけにしましょう。
スガ シカオ
ミュージシャンっていいよねえ、楽しそうで、とミュージシャンに思わせるCDです。あ、もちろん、ミュ−ジシャンじゃない方にも楽しんでいただけます。
矢野顕子
"J & B is really groovin' ! I like the guitar sounds and the surf
music
feeling, and it's great to have vocals too. My good friend Taka
keeps the
groove locked in ! "
Hiram Bullock
"It's got great grooves, outstanding guitar virtuosity, and humor.
The
tunes are really fun.
It's one of my favorte CD's in a long time!"
Will Lee
"These guys have a nice blend of some jazz and some "old school"
funk!
It makes me smile when I listen to this music!"
Marcus Miller |
J&B
member
梶原 順 (Jun Kajiwara) Guitar
1961年8月25日生まれ。幼少の頃よりピアノを弾き。中学2年の時にクラッシックギターを手にする。キャロル、ベンチャーズなどといったロック・アーティストに興味を持ち、その後フュージョン・ギターを弾くようになる。1979年により上京し1981年に故沖田浩之のツアーでプロとしてのキャリアを始める。その後マリーン、山本達彦、角松敏生、JIVEなどのツアーをサポートする一方で、本田雅人(サックス)、石川雅春(ドラム)らとWITNESSを結成。アルバム「WITNESS」をリリースする。1990年渡辺貞夫Groupに参加。1992年青木智人(ベース)、石川雅春(ドラム)、
小池修(サックス)、小林正弘(トランペット)、西脇辰也(キーボード)らとSOURCE結成。1997年NOBU CAINEへ参加。
SOURCEの1st Album「SOURCE」をリリース。1999年J&Bを結成。2000年キーボーディスト望月衛の依頼によりbleurへ参加。現在ではスタジオ・セッション、ライヴ、作曲、編曲、大学講師など幅広く活動中。
浅野 "butcher"祥之 (Yoshiyuki "Butcher" Asano)
Guitar
1980年より自己のバンドを結成して活動を始める、ライヴハウス等に出演するも、まもなくアーティスト・サポートの仕事を始める。杏里、槙原敬之、近藤房之助&ジゴッツ、角松敏生など。1992年自己のバンド『空と海と風と・・・』を結成。2枚のアルバムをリリース。(1998年解散)。様々なアーティストのライヴ、レコーディング・サポートをしつつ、「輪になって踊ろう」、のアガルタ、塩谷哲率いるSALT
BAND、スリーズ・カンパニーへの参加。そしてJ&Bに至る。アドリブ人気投票ギタリスト部門3年連続1位の座に。現在も精力的に活動中である。
松原 秀樹 (Hideki Matsubara) Bass
1961年11月2日生まれ。1974年ジャニーズ事務所にスカウトされ上京。踊りと唄に励む。その後、曾我泰久氏(ヤッチン)らとバンドを結成。この時、ギター、ベースのポジション争いのジャンケンを曾我氏と行い負けたことによってベースを始めることとなった。1978年ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」に出演。(主演/中村雅俊)1980年バンド、ANKH(アンク)で、FOR
LIFE RECORDSよりデビュー。その後、アレンジャーの鷺巣詩朗氏に誘われ、スタジオ・ワークを始める一方で中島みゆき、大江千里、財津和夫、SING
LIKE TALKING、スガシカオ、高中正義、岩崎宏美、中西圭三、槇原敬之、古内東子、山本潤子らのツアー・サポート、レコーディングに参加する。参加バンド:Three's
CO.、塩谷哲& SALT BAND、Shikao & The family sugar、Garpなどで活動中。
沼澤 尚 (Takashi Numazawa) Drums
大学卒業と同時にL.A.の音楽学校PIT(Percussion Institute of Technology)に留学、卒業時にHuman
Relation of The Yearに選ばれ同校講師に迎えられた。NORMAN BROWN, FRANK GAMBALE,
PAUL GILBERT, TIM BOGART, JEFF BERLIN, ROBBENFORD, LESLIE SMITH,
MICHAEL RUFFらと共演。86年にCHAKA KHAN、87年にはBOBBY WOMACKのツアーに参加。EL DE BARGE,
GENERAL KANE, TEENA MARIE, SHEILA E.等と様々な共演を経て、92…95年 L.A.ALL-STARS(AL
McKAY, VERDINE WHITE, THE EMOTIONS他)に、94年にはNED DOHENYの日本ツアーに参加。CAT
GRAY,KARL PERAZZOと"13CATS"を結成。日本国内では、88年からチキンシャックに参加したのをきっかけに、高中正義、井上陽水、シング・ライク・トーキング、吉田美奈子、塩谷哲(SALT
BAND)、角松敏生、アガルタ、井上尭之バンド、松崎ナオ、シアターブルック、宮沢和史、尾崎亜美、佐藤竹善、スガシカオ、山崎まさよし、大貫妙子、槇原敬之、椎名林檎、大黒摩季、アナム&マキ、田島貴男、"BEAUTIFUL
SONGS"(矢野顕子・鈴木慶一
・大貫妙子・奥田民生・宮沢和史)などのレコーディング、ツアー等に次々と参加。ハイラム・ブロック、ウィル・リーなどN.Y.の精鋭達やブラジルが産んだ天才パーカッショニスト、マルコス・スザーノ等とのコラボレーション、EDDIE
M.& Nothing But The Funk、FOUR OF A KIND(w/青木智仁、本田雅人、塩谷哲)、AMIGOS(w/奥田民生、小原礼)、トリオ・リズム・ユニット"THREE'S
CO."(w/浅野祥之、松原秀樹)、サンパウロ(w/佐藤タイジ、森俊之)など国内外を問わずその活動。99年には15年間の音楽生活を集約した初のリーダー・アルバム"THE
WINGS OF TIME"を発表。自身の写真とエッセイをフィーチャーしたアーティストブック"THE SEVENTH DIRECTION"も発表。
|
J&B tour 2003 "THE TIME 4 REAL"
3月30日(日) 名古屋 TOKUZO 052-733-3709
3月31日(月) 神戸 CHICKEN GEORGE 078-392-0146
5月13日(火) 金沢 AZ 076-264-2008
5月23日(金) いわき QUEEN 0246-21-4128
5月24日(土) 仙台 enn 022-212-2678
5月31日(土) 札幌 Bessie Hall 011-614-9999 (WESS)
7月3日(木)/4日(金) 広島 JIVE 082-246-2949
8月28日(木) 渋谷 AX 078-392-0146 (CHICKEN GEORGE)
....and more
J&Bのライヴ・スケジュールに関するお問い合わせ:
アワーソングス 03-3486-4631 |
沼澤 尚 参加イベント
anoyo
THE GROUND SWELL
the collective art conscious festival in ODAIBA
April 19th(sat) - 20th(sun) 2003
お台場 潮風公園
start pm 12:00 (4/19) finish pm 21:00 (4/20)
http://www.anoyo.net/
お問い合わせ:anoyona 03-3462-1993
その他のスケジュールについては
沼澤 尚 公式サイト
http://eltaso.org/taka/top.html
にてご確認いただけます。 |
|