ジャパンツーリスト
ビューローは、
外国人観光客を誘致するため、
明治45年(1912)に設立された
団体で、
わが国で初めて本格的な
旅行斡旋業を行ないました。
はじめは外国人のみの
業務でしたが、
邦人客に対するチケットの
代理販売業務を
行なうようになり
大正14年(1925)からは、
鉄道省線の乗車券
販売代行業務を始め、
各所に案内所を設立、
国内市場を確立しました。
日本独自の「お茶代」の
習慣の撤廃に努めるなど、
わが国の観光業を国際的水準に
合わせる役目を果たしました。
(江戸博学芸員・新田) |