80's
ミーちゃんの縁側。
「80代からのインターネット入門」のその後。

ミーちゃん、ミウちゃんの日記が好きみたい。
「坂本美雨のシベリア日記」のことですよ。

シベリアはともかく、前橋では、
また、今年もあの「はぎたろう」現る!

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7月16日(水) 室温24℃ 湿度68%

今朝は東の窓からの景色は濃いめの灰色の雲が大きく
「ひび割れ」た様な感じだった。
メールを讀んだり返信打ったり、
にやにやしてから又見たら、
未だ薄い色の太陽が欅の木の上の方に出ていて
あまり輝いている感じがしなかった。
其の直ぐ下の方を大きな鳥が、南から北へ飛んで行った。
多分強く無い太陽の光に
「平気よ」と、思っていたのかも。
空は見る見る内に「むら雲」が太陽を隠してしまった。
庭の「のうぜんかずら」は、
このところ咲いているのが少なかったが
今朝は東向きの枝には沢山咲いている。
西の方は、直ぐ横の「さるすべり」の枝に
絡まってきて咲いている。
緑の中でオレンジ色の花が目が覚める程綺麗だ。
朝から薄曇りなので気分が暗くなりそうな私に
「元気を出して」と話し掛けている様だ。
「有難うね」今日は大阪の人からミーちゃんの
ライフスタイルに憧れているなんて。
今日は疲れているので勇気出してメールしてみた。
今度はもっと良いメールを送れるといいなー。
と・・・其の後アメリカから
庄司さんが、久し振りに現在ワシントンDCにいます。
2週間したらハワイですが全部仕事です。
となんとなく陽気そうなメールがきた。
帰国したら「前橋」ヘも遊びに来ると良いけれど。
無理かなー。返信したいが「お仕事」のメールが
沢山入るかも知れないのでやめておこう。
純子ちゃんに「原島屋」で、
「焼きまんじゅう」を買って来てもらう事になっていて
お昼の食事に食べたりした。
満腹になり20分ばかり「お昼ねタイム」を
全員でしてから部屋の前の「もみじ」が繁って
「目に青葉」という感じになっているので
見ていたら「アッ!居る」と、
例に寄りこういう時に物凄く目のいい
石野さんが青い虫を見つけた。
去年も同じ様だった。
高いところなので紀子が「剪定ばさみ」で切ろうとしたが
力が入らなくて切れないので
二階のベランダから切る事にした。
下から「其の右」「その下」等の声を頼りに
体をのりだして虫の居る枝を切り落とした。
私は恐いが虫が這い出さない内にとフマキラーをかけた。
「はぎたろう」と言うので、
うすい綺麗な緑色の2・5センチ程のものだった。
「捕物帳」物語り。一巻の終わり。
思えば昨年も三日間に続く「捕物帳」が、
あったのだった。うふふ。

7月17日(木) 室温24℃ 湿度68%

今朝も薄いグレーだけで空模様はつまらない。
昨日の日記のつづきを打って居たので、丁度よかった。
昨日の「捕り物」は今日、
八千代さんがお仕事で来るのでかたずけないで置いて
見せるのだからと「もみじ」の枝も、
虫の死骸もそのままにしておいた筈なのに
虫がいない!!!。
夜中に蟻が来てどこかへもって行ったのか???
又、事件が始まりそうだ。
お仕事の日なので急いで朝の仕事を始めよう。
薄明るくはなったが良い天気では無い。
仕事が早く終わり玄関前の芝切りを始めた。
こんな事と思うがやってみるとなかなか大変で
汗びっしょりになりシャワーを浴びてせいせいした。
今日のメールは大事にしているお花に
大きな「怪獣」(ミーちゃんの言う)の
8センチもあってまるまる太って居るのが居て、
汗びっしょりになって退治したところです。
昨年ミーちゃんの日記で
こんな怪獣の事が出ていたので思い出したと有った。
私の家でも「はぎたろう」の騒ぎが有り
そんな季節になったんだなー。
と、月日はどんどん流れて行くのに
私は進歩も無くもたもたしているので呆れてしまう。
むしろ、退歩しているので。
こんな事は考えない事。・・・。
先ずは玄関前の芝が綺麗になった事を
喜ぶ事にしよう。
午後は益々暗くなり又、雨が降る様だ。
思って居たとおり雨が降って来た。

7月18日(金) 室温23℃ 湿度74%

相変わらず今朝もグレーのみの空だ。
昨夜は相当雨が降ったらしい。
玄関のポーチの臼の中で飾ってある
ハイビスカスの蕾が今朝は半開きになっていた。
明るくなれば完全に開くでしょう。
窓から見える木々はストップ状態だ。
きょうは野瀬さんと、
相馬さんがお見えになるので何から話してよいか?
どきどきして居る。
質問は沢山有るが、今日はそう言うことではない。
私は未だ「これで大丈夫かな?」
と考えながらする事が多いので
早く自然に手が動くように成りたい。
そうなれば「我が人生に悔い無し」で、
毎日にこにこしていられる様な気がする。
今の願いはそれだけなのだ。
うふふ。
その内又、「欲望」が出てくるのでしょう。
お二人が3時にお見えになって先ず仕事上の書類作り、
紅茶と初美さんの作ったプリンを出したら
野瀬さんは一口入れるや否や
「うん、これは、おいしい」と、
にこにこしながらあっという間に食べてしまった。
本人には内緒の話し。
相馬さんも、あの、ニコニコ顔で、
いつもの様に「おいしいですね」を、
一口毎に言っていた。
私は、すかさず「でしょう?」と。
野瀬さんは、金城が来たら食べさせてやって下さいと
相変わらず優しい。
「でも、お店で売って居るものじゃないのよ」と、
私は気の毒そうに「釘をさしておいた」
又作るといいなーと思いながら・・・
昨日は「ほぼ日」の「坂本美雨のシベリア日記」を
讀んで、旅先で、こんなに丁寧に、
今見ている様に長い日記が書けたなーと、
若い人が羨ましくなった。
思えば私も最初にソ連ヘ行った時は
25年くらい前かと思うが「新潟港」から
小さな客船で日本海を北へ北へと走り
「ナホトカ」ヘ着き。
「日本人墓地」(戦争で抑留されて亡くなった人)の
林の中の土の上に平らに成って居るお墓を、
初めて見てびっくりした事や、
お墓は立って居るものと思っていたのに
平になって居る土の周りをコンクリートで
7センチ程の高さにかこって有るだけ。
その一ケ所に高くしてあるところに写真
が飾ってあるのもたまにあった。
大部分の墓は「名前」も、解らないものだった。
それでも「墓守りのおばさん」が居たところも有った。
30か40くらいのお墓のお掃除したりしているらしい。
勿論ソ連人だった。私達日本人にも、にこやかに、
微笑んでいた。
その後で汽車に乗りハバロフスク迄行き
此処でも「日本人墓地」へお詣りしたが
此処はずっと広い墓地だった。
今、思い出しながら打っているが胸が詰まる様で
戦争の「むなしさ」を、みんなに訴えたくなる。
日記が長くなるのでやめます。
その時の私のアルバムを見たら墓地の写真も有った。
最近は西暦を入れ年月日や地名なども
アルバムに入れてあるが
此の頃は「小型」だったので何も書いて無い。
記録は別になっているらしい。
紀子達はバドミントンに出かけたので
物凄く辺りが静かなので玄関へ出たら
自転車にのった親子が傘をさしていた。
又、雨か?
夕方、東京の斉藤さんから「宅急便」で
「五代庵」からの荷物が届いたのでお礼の電話をした。
私はじーんと寂しくなっていたので
電話でもして気持ちをそらそうとしたが、
彼女も昨日見て来た「李香蘭」の芝居で
戦時中の歴史の数々を見せられて
滅入っていたところだと、
二人は電話で、しんみりと語り合ってしまった。
もう直ぐ「終戦記念日」になるが
今の「老人」には胸の傷は消えないでしょう。

7月19日(土) 室温23℃ 湿度75%

相変わらずドローンとした灰色の空だ。
張り合いが無いお天気で今日も始まった。
昨夜はすっかり気持ちが沈んでいたが、
からりと晴れれば気も晴れるのに。
残念だ。
明日は東京から徳田さんが来る事になって居るので
久し振りに話が弾むでしょう。
今朝パン屋へ行ったついでに「サルのおせっかい」を、
試食用にお土産にと思ったので買って来た。
玄関のポーチのハイビスカスが
とても大きな花を咲かせて自慢そうに見えるので
デジカメで撮っていたら
Kさんが隣のお店から出て来て
私の此の小さいカメラで良く撮れて居たと、
「ほぼ日」の日記で見ているので驚いていた。
忙しそうにそのまま帰った。
大きい方のスーツケースに
洋裁の残りの生地が入って居るので開けてみて
大きい枕のカバーを作るので出したりしていたら、
フィージーで買って来たステキなのが有ったので
洋裁がしたくなった。
9月にスペインへ行く時に着るのを作るかな?
ミ-ちゃん頑張れ!此の家を建てて
此処に住み始めて10年になるが、
洋裁なんて全然していない。出来るかな?

7月20日(日) 室温・湿度 見なかった

今朝は西のマンションや駐車場の車まで、
靄ってぼんやりして見えて居る。
目が覚めにくい景色だ。
「のうぜんかずら」が、
毎朝いっぱい落ちて居て
雨で濡れた黒い様な土の上に落ちて賑やかして居る。
これが日中になると黒ずんで来るので
小さい熊手でかき集めなければならない。
丸刈りの躑躅の上にも沢山落ちて居て
赤いベレーでもかむった様だ。
庭の花が殆ど咲き終わって困って来た。
「のうぜんかずら」は玄関に活けたのが
開いているのが全部落ちてしまい
毎日新しいのを切ってくる様だ。
今朝も長い剪定鋏でやっと切れたが
その途端に開いて居た花は全部落ちてしまった。
固い蕾ばかりでこれなら
今活けてあるのと同じで1本無駄に切った事になる。
何しろ簡単に落ちるので勿体無い。
次に切ったのもやっと一つだけ落ちないで付いていた。
一つでは寂しいが此れ以上きれない。
玄関の紫陽花のさしてある花瓶にさした。
とても綺麗だが一輪でけで青い蕾ばかりでさみしい。
徳田さんは思ったより早く着いた。
初美さんが、午前の教室を終えて直ぐに何品か
珍しい御馳走を作って皆でパテオで賑やかに済ませた。
徳田さんは作り方を熱心に聞いていた。
レシピも戴いた様だった。乾燥してある蓮の葉に、
包んで貝柱や椎茸等色色入れて蒸した御飯も
珍しくて美味しいので徳田さんが
「この蓮の葉は?どこで?」と聞くや否や
初美さんは横浜の「中華街で買ってきたの」と
何枚かおみやげになんて言いながらやっていた。
午後は私と二人はアルバムを見たり、
パソコンでデジカメの庭の花や、
「八ヶ岳」の旅の等見て5時頃帰って行った。
30年ほど前に「アメリカ西海岸とカナダの旅」で
知り合ってから30才も違うのに
国内でも「温泉」などに行っていた
友達なので大切な人なのだ。
日曜日の、のぼりは車が混んでいるかも知れないので
多分遅くなるでしょう。

ミーちゃんへの激励や感想などは、
メールの表題に「ミーちゃんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2003-08-05-WED
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