80's
ミーちゃんの縁側。
「80代からのインターネット入門」のその後。

8月の最終週は、なんだか日記も盛りだくさんです。
「女の王国」のようすも、火星を見ての感動も、
空のようすも、眠いことも、いっぱい書いてあります。
タイピングに慣れて、指のめんどうが少なくなったので、
きっと思ったことを書きやすくなったんだろうなぁと、
勝手に思っています。
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8月26日(火)室温28℃ 湿度70%

今朝は東の空には薄青くなった空に
大きな5・6本の真っ黒い雲が立ち上がって居た。
その間からは
昨日の朝、見た様な細い三日月が今日も横になって居た。
私の様に暑くて怠けているのかしら???
うふっ。
其の後、昨日のメールを讀み直して
いつもの様に簡単に書いたりしていたら
下の方は二段程小さくなり
上の方は黒い雲が大きく広がって、
下から濃いオレンジ色になってきた。
何万年でも地球が続く限り同じ「日の出」は無いのか
と思うと毎日が本当に大切なのだな−。
と、ミーちゃんちょっと考え込んだ。
さー昨日の日記の続きを打ちましょう。
初美・紀子組は「八ヶ岳」のロイヤルホテルでの
展示即売会から昨夜帰り
今日から又、普通の生活に戻った。
丁度前橋が暑さ続きの間、山の方に居たので運が良かった。
今日は暑さもひどく無いので
明日の相馬先生の授業に、見てもらう事を
出来るだけやった。
珍しくカッカしないで静かに進んだ。
先生は明日で終わりなのでいろいろ質問したいが
どんな事がパソコンで、出来るのかすら知らないので
聞く事も出来ない。
優しい先生で本当に助かった。
昨日の友の会の二人にもお礼のメールも出来たし、
いつもよりイライラしていない。うふふ。
順調に思っている事が出来ると穏やかな気分になる。
「ほぼ日」を開いたら3日間ほど
「編集」など休憩の様だ。どうぞゆっくり休んで下さい。
夕方のお花達の水やりはあまり必要ない様だったが、
相変わらず「蚊」の襲撃をさける為ベープを腰に下げ
蚊取り線香の缶を片手に持ったりしてやった。

8月27日(水)室温28℃ 湿度60%

早めに目が覚めたが起きてしまった。
最近では涼しい方だ。
東の窓のガラスには雨の雫が垂れて居た。
又、昨日の日記の続き等書いたり
二、三日ストップしているという
「ほぼ日」を讀んだりして居て
ずいぶん時間が過ぎたのに空の色は薄いグレーだけ。
立ち上がって西の方迄見て来たが、全部同じ。
又、こんな天気が続くのか?
疲れは取れるからまあ良い事にしよう。
その内明るくなって来て陽がさして来た。
パン屋とイイズカで買い物して来たら汗ばむ様だった。
お昼頃は白いちらばっている大きな雲の間から
綺麗な青い空が見えて来た。
庭を覗いたら「さるすべり」が青い空をバックにして
ピンクの花が誇らしそうに咲いて居た。
今年はいつもの年より
花の固まりがずーっと少なくて残念だ。
風も出て来たようでとても気持が良い。
「初秋」の様に涼しい風で。
久し振りにパテオで4人の昼食だった。
やっと気持の良い青空を「せんだん」の葉蔭から
ちらちら見ながら吹き抜ける風に皆で感激した。
デザートの「梨」も、美味しくて
満足して家に入りパソコン教室の準備をした所ヘ、
先生が暑そうだがにこにこしながら車を降りて来た。
先ず冷たい蕎麦茶で落ち着いていただいて始めた。
冷房設備のない我が家は四方の風と扇風機を、
後ろから回して二人は奮闘した。
若い人なら直ぐに出来る様な事も
飲み込み悪いから先生の方が大変だろうなー。
と、生徒の私は気の毒になる。うふふ。
今回で授業は終わりかと焦って居たが
希望すれば続いて来られるとの事でお願いした。
4時半に先生が急いで次の教室へと車で出かけた後、
直ぐ日記の続きを打ってから、
玄関へ出たら西の空には赤い太陽が落ち始めていて
周りには黒い雲がむらむらしていた。
前の道を白いスポーツシャツで
定年退職して何年か過ぎている様な男性が
「歩き方」の見本の様にさっさと歩いて行った。
えらいなーと、私は感心して見て居た。
おほほ。見ているだけでは駄目ですね。・・・。

8月28日(木)室温25℃ 湿度73%

昨夜は暑くも無くむしろ寒い様で
又、前の様になりそうだった。
今朝は障子を開けたら薄い灰色一色の空で
少し雨が降って居た。肌寒い様だ。
物干竿は暫くぶりに
「小学生の遠足」の様な雫が光って居た。
可愛いいなーと、毎日の様に見て居た頃を思い出した。
今日は久し振りにカレンダーには何も予定が書いて無い。
雨も降っているし休養の日になるでしょう。
午前中に玄関前の芝切りをした。
曇って居たのに汗をかいたのでシャワーを浴びたら
其の後のパテオの昼食は寒い様だった。
あっ、そうだ。パソコン練習をしなければ。・・・。
この間、相馬先生に
「此れを打っておいて下さい」と言われた時の
下書きが見つからなかったので未だして無かったが
其の夜になって探したら出て来た。
これから、ゆっくりと打つ事にしよう。
やっと、宿題が打ち終わったら夕方になってしまった。
「郵便受け」の中を見に出たら西の黒い空の少しの間から
赤い太陽が覗いて居た。
其の下には陸上競技場の青い照明がついていた。
垣根に絡まっている「つる草」を、
憎らしそうに何本か無理に取っていたら
西の空は黒い雲も無く
只ぼーっと薄いオレンジ色になっていた。
早変わりには驚いた。

8月29日(金)室温31℃ 湿度60%

目が覚めたのが5時だった。
慌てて跳び起きて東の窓を開けてみたら
薄青くなって来た空の下の方から
オレンジ色にポーっと霞み他には何も無い。
私が南から西にと玄関を出るまで大空には何も無かった。
薄青い綺麗な大空だった。
ところが西の家々の上には
小さいピンクの雲が横段にになって
ぽーっと5つ程浮かんでいた。うあー可愛い!!!
ショックを受ける程可愛かった。
もう、秋がそこまできているのかなー。・・・。
此の感動が消えない内にと
夢中で日記を打っている内に
窓から木の葉越しに大きな太陽が
ぎらぎらと輝きながら昇って来た。
今朝も3時頃テレビの方が明るいなーと、思ったら
紀子が「世界陸上2003パリ」を見ていた。
私は今ではそんな元気は無い。うふふ。
ちょっと情けないが。・・・。
起きてから洗面所へ行ったら
お洗濯物が沢山吊るしてあった。
テレビの合間に干してくれたらしい。
今日は街へ出かける用事があるので助かった。 
さー。元気を出して此のお天気に負けない様に頑張るぞー。
と、此処迄は威勢がよかったが
街へ出ない事になったら強い日射しに参ったのか
急に眠くなりベッドの上でごろりと
横になって1時間程眠ってしまった。
お隣のお店では倉庫の中を片付けたりして
クリスマスの準備態勢を整えて居るらしい。
石野さんと紀子・初美組3人で
暑さに負けず元気にやっている。
時々「のこぎり」の、ガリガリしている音が
爽やかな風に載って聞こえて来る。
景気の良い音だ。
私は邪魔になるぐらいなので出て行かないが
少し申しわけないので
「冷たい蕎麦茶」でもいかがですか?と声をかけたら
「冷たいビールを呑んでまーす」と、
元気な声が返って来た。
ああ!なんと言う女天国か。
その内紀子が「天壇」へ行くから直ぐ支度して・・・と
言って来た。
ようちゃんも来ていたので
5人で中華の美味しい昼食になった。
帰ってからも私の出る幕がないので
日記の続きを打っている。・・・おほほ。
夕方の植木の水やりを済ませた頃から風が出て来た。
西の方を見たら「浅間山」の辺りに真っ赤な太陽が輝き、
周りの黒い雲を無気味に浮き立たせていた。
シャワーを浴びてベッドに入る前に
南のカ−テンを開けて空を見たところ
前のマンションの屋根の直ぐ上に
赤い様な星が一つ見えていた。
ふと、火星かな?と思いよーく見ている私の目には
時計の様に8つくらいに中が区切れ
線香花火の様にちゃかちゃか瞬いていた。
マンションの廊下の蛍光灯が、明るすぎて
邪魔になるので私はパジャマのままで外へ出た。
11時頃で時々車が通ったが・・・。
マンションの南の大きな「スバル」の駐車場のところ迄行き又、
望遠鏡を合わせながら星を見たら
屋根の上で見た時の10倍くらいで
中は放射線状に線香花火の様にチャカチャカ瞬いていた。
自分の目が可笑しいかの様にいつ迄も覗いていた。
あまりの感動が、消えない様に
家の中に飛び込んでサンダルを脱いであがろうとしたら
足がもつれてよろけたので
右の出窓へ掴まろうとしたが
はずれてしまい右脇の下を打ってしまった。
それでも私は1986年4月に
ニュジーランドのクイ−ンズタウンのホテルで、
夜中にベッドの毛布を背中にかけて
ホテルの庭で「ハレー彗星」を見た時の感激を
思い出していた。
あちらは4月が秋なので
大きな「すすき」が重たそうに穂を垂れていた。
あの夜はホテルの人が一番よい時間に
「ベルを鳴らして起こしてくれる」と
言ってくれたのだった。
お陰で一番よく見られた。有り難い事だった。
「生きているって嬉しいな−」

8月31日(日)室温24℃ 湿度68%

少し涼しいので目が覚めて直ぐ起きないで、
もぞもぞと、昨夜、体に貼った湿布薬を剥がしたりして、
のんびり起き出した。
空は何も書き様の無い程うすいグレーのみ。
昨日の日記に昨夜の事を
また、感動しながら打ったりして
やっと、落ち着いて今日の日記を打ち始めた。
しーんとして居て只静かなだけだ。
もう一度ベッドで眠りたい。
初美さんも居ないし日曜日なのでそうしよう。
でも、もうすぐ7時になるので止めて
2階は教室が有る日なのでお花の事とお掃除はした。
朝の食事は相変わらず美味しく済ませたが
直ぐに物凄く眠たくなり、
そのままベッドの上で眠ってしまった。
涼しかったのでタオルケットと毛布は掛けていた。
昨夜の事を思い出して又、幸せだなー。と、
思い付いた事を何でもやってしまう自分が
「永い人生」の内で心の栄養になっているのだなーと
自己満足している。
「お金も無いのに遊んでしまった事に後悔はしていない」
紀子に残す物が無いのは少し?可哀想だが。・・・。
海外旅行のアルバムは何時見ても若々しい。うふふ。
写真迄変わって行ったら大変だ。
外は又曇って暗くなって来た。
私のまぶたは、垂れて来た。
まるで小さな子供の様に。
又、雨になりそうだ。
先程イイズカへ買い物に行き
一応私の仕事は終わって居るのでもう一度眠りたい。
亜弥ちゃんのお母さんが
美味しそうな「葡萄」を、持って来てくれて
直ぐ玄関で帰った。
今度こそ我が家でゆっくりしてもらいたい。
午後は小雨が殆ど降って居て「暗い日曜日」だった。
今日は石野さんのお誕生日なのでどうして居るかな?
二階では沢山の人が「染色教室」に来て
熱心にやっている様だ。
なにかとお天気が悪いと「染色」は、はかどらないかと
気にかかる。

ミーちゃんへの激励や感想などは、
メールの表題に「ミーちゃんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2003-09-15-MON
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