「風邪等で行けなく成っては大変だ」
という一行があったので、気がついた。
そういえば、ミーちゃんの日記に、
風邪をひいたという話は、ほとんど出てこない。
昔の人は丈夫なのか、
よく気をつけているのか、
しらずしらずに予防的なことをしているのか、
よくはわからないけれど、
「ほぼ日」の誰よりも、風邪をひいてないと思った。
いいなぁ。
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12月21日（水）室温15℃ 湿度50％（あり）
朝はあまり寒く無かった様だったが、
午後はだんだん曇って来た。
近くの美容院に、
午前９時30分の予約をして置いた。
お店は前の処だが、
店主の男性の美容師さんは、
他の仕事に転向したらしい。
其の店を、幾らか新しい雰囲気にして
女性の美容師さんが始めた。
トリートメント・カット・パーマをかけて
セットをしたり、いろいろして頂き
正午近くに帰って来た。
今日の昼食は新盛楼だった。
此処は私と初美さんのお父さんの
喜寿のお祝いをした中華料理屋で、
今日も石野さんを含め、４人で美味しくいただいた。
私は庭の落ち葉を掃いたり、
お水をやったりしてから日記を打って居る。
他の3人はお隣で最後の追い込みで、
クリスマス関係のケーキ等の制作らしい。
豆炭炬燵でパソコンを打って居るのは
申し訳ない様な気がするが、
とても暖かくて有り難い。
「西の空は？」と、玄関の方へ行き
此の目で見て来たら、
真っ赤な空に、黒い雲が下の方で頑張って居て
不気味だった。
垣根の山茶花の蕾を、５本ばかり切って来て
明日のお花の準備をした。
朝の寒さは物凄いので・・・。
水仙も７・８本、この間から咲いているが、
水仙はお正月の花に使いたいので、
今は我慢して活けないでいる。
沢山植えてあるので、
安心しているミーちゃんです。
12月22日（木） 室温13℃ 湿度60％（あり）
洋菓子系統のお仕事は、今年最後に成った。
此の後はおせち料理の折り詰めで、
今年は終りらしい。
私はおせちの方は何も出来ないので、
25日に木村智明さんの
「ショパンピアノコンサート」を
東京のサントリーホールヘ、
お母様のご案内で、
貸し切りバスで行く事に成っている。
其の後はガラス拭きやお掃除で、
今年も終るでしょう。
風邪等引かない様に気をつけて、
智明さんの素晴らしい演奏を
是非ゆっくり聞けます様に、と祈りながら
楽しみにして居る。
今日もクリスマスから、
年末に掛けてのいろいろの準備をして、
八千代さんと元気で終った。
日中吹雪の様に雪が何回も降り、
八千代さんはとても心配して、
「タクシーで帰るから、
紀子さんに送って貰わなくも良いから。
クリスマス前の大事な時だから。」
と何回も言っていたが、
夕方には雪も降らなく成り、
紀子が送って行った。
12月23日（金）
天皇誕生日 室温16℃ 湿度54％（あり）
今朝は4時頃眼が覚めたので、
カーテンを少し開けて、
空を見上げた半月が横たわる様に
南の高い空に見えて居た。
「良い天気になるのかな？」
と思いながら又ベッドへ潜ってしまった。
湯たんぽもいつもより暖かく無かった。
ストーブを点けたので、
豆炭炬燵へ入って、
これから着るものを炬燵で暖めて、
もぞもぞと着替えて、立ち上がる迄20分もかかる様だ。
昨夜紀子が私に気兼ねして、
テレビの音を少し小さめにだしていたままで
私は補聴器の調節をする。
此の程度なら、
二階で寝ている紀子には
殆ど聞こえないだろうと・・・。
天皇陛下も美智子妃殿下と御結婚なさった頃は
大変楽しそうにお見受けしたが、
本当は大変だったのでしょう。
平民の私等は、好きな事が出来て幸せなのだ。
と思う事がある。
比較対象にしてはいけないと思うけれど。
12月24日（土） 室温16℃ 湿度58％（あり）
今日の日記は、実は５日も遅れて、
28日の朝打って居る。
又家計簿のお出ましになり、
それをみながらいろいろ思い出す。
斉藤医院へお薬を戴きに行っている。
そうだ、この日はこの秋から一番寒くて、
北へ向かう私の顔など凍ってしまうかと思う様だった。
明日の東京行きはずーっと待って居たので、
今に成って風邪等で行けなく成っては大変だと
一日緊張していた。
12月25日（日） 室温・湿度見なかった
朝は又、今日も木村さんと木村さんのお友達が
お車のお出迎えで、お姫様だった。
道路も未だ空いていたので早く着いた。
貸し切りバス二台の2号車の最前列で、
10月の第一生命ホールの演奏会へ行った時と
同じ席だった。
お隣になった人は、何十年か前からの知り合だが、
私より紀子の方が懇意だったので、
私は最初は気が付かなかった。
私よりずっとお若いので、
何かとお世話になってしまった。
良く気が付く人なので、
バスの中でも私はお姫様だった。
演奏会は、サントリーホールの小ホールだった。
木村智明さんのピアノの独奏で、
すっかり良い気分に成ってしまった。
無事に此の素晴らしい演奏を聴く事が出来て、
始めから終る迄うっとりとしていた。
帰りは私は、どの辺をバスが走っているのか
解らなかったが、
クリスマス当日なので、賑やかな町の中では
クリスマスのイルミネーションが沢山有った。
中でも一番素晴らしかったのは、
かき氷の様な白い細かい中に
沢山のブルーに輝く星の様なのが、
きらきら光って居たのが、
冬には寒そうだが、
バスの乗客が揃って歓声を擧げた。
私もこの飾り付けが、
何時迄も忘れられない様な気がする。
他にも沢山有った街を抜けて、
私の知らない高速を走り、
家に姫が着いたのは十時過ぎて居た。 |
