![YOSHIMI発「隠し子育て日記」](../images/title.gif)
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1998![](../images/no.gif) ![](../images/cip01.gif) September
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1998.09.13
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リサは近頃、とてもよく話しをする。
少し前までは話していることが
理解できないリサ語だったけど
最近は一般人間用語で話すので
誰にでもその内容が分かる。
かなり物事が分かってきたらしいので
善悪の判断もできるのだろうと
近頃は明らかに悪いことをした時には
怒ることにした。
例えば、食べている時に
飽きるのか、お腹いっぱいなのか
それとも好みじゃないのか
食べ物の器を投げ捨てることがある。
なにも、投げなくてもいいじゃない。
ムカついて私は怒る。
「どうして投げるの!!」
ここから予想外の反応がくる。
怒っている私を無視して
120%の純真無垢な笑顔で
「ね、だっこして」と言うのだ。
笑って「だっこして」と言えば
大人はデレデレになって
「ま、いいか」と許してしまうことを
本能的に知っているみたいなのだ。
かしこい!でも、絶対、ずるい!
確かに子供の肌は
ヒーリング的効果があって気持ちいい。
もしかしたら抱かれる子供より
抱く大人の方が癒されてるかもしれない。
だからといってそんな場合ではない。
私は怒っているのだから。
リサの作戦には乗らないで怒ると
たいてい、泣くか、スネるかする。
最後には仲直りのだっこをするけど
上手に怒るのは
なかなかむつかしいものだ。
こういう防衛本能のようなものを
誰でも生まれ持っているのだろうか。
他の子供を知らないので比べようがないけど
子供はこんなものなの? |
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