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| ガンジーさん。 いつ途切れるかわかりませんが 今後ともよろしく。 |
| 42.あなたにはクイズ。 って、しょうがねぇなぁ。 「the親戚新聞」この号は暗めなので、 イトイさんにはクイズ、だって。 でも、ついでに読んじゃうわけです、当然、ね。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 「くら〜い話」 連休を前に さぞはしゃいでいるだろう諸君の 頭にドライアイスをとどけま〜す。 イッヒッヒッ！ こんな話し糸井さんには読まれたくないので 貴方にはクイズをさしあげます。 次の言葉はなんと読みますか？ 「森森」？ 昨日のこと お母さんがいつもの大声で つぶやいていた。 ”歯医者へいかなくっちゃ いつにしょうかな？” それを聞いてガンジーの心は撃沈された。 ”がぁ〜ん” 彼女には いつにしょうか？ という明日がある。 ガンジーには９０％の明日はない。 食欲がなく吐き気をこらえての毎日の食事。 その回数が減れば 体重も減り かろうじてたもっている体力もおち 再入獄となるは必定。 さらに 味覚の感じない舌に 刺激をあたえようと 辛い．しょっぱい．冷たい．熱いものばかりを とっていれば 腸のご近所に位置する胃や食道に 影響がおよぶはず。 遊びまわっている癌ちゃんたちが それらの場所に 居を定めるやもしれない。 今のところオウムの信者のごとく 他の臓器はその転入を拒んでいるが オウムの勢いが強くなり国会議員を擁して 襲ってくれば 親族の他の腸や 胃さんちや かんぞーさんちなども 無条件降伏せざるをえまい。 しかし しかしだ！ だからといって 諸君に ガンジーへの話しかけやメールに 言葉を選んでくれというのではない。 ガンジーもいま 逡巡している事が二つある。 やはり歯医者と もうひとつは 曇天拒否症（俺ぁ晴れ男だい！）の更新。 誕生日も間ぢか 今日あたりいかなくちゃね。 糸井さん＝「ろっぽんぎ」で〜す。 知らないはずないな 田舎住人のガンジーとちがって。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ で、クイズなんかに答えなきゃならいはめに陥った ぼくの返信です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ガンジーさま。 糸井重里です。 >なんと読みますか？ >「森森」？ ？「どんぐりの背比べ」森首相が二人ならんでいて。 ？ジャングル。 だめだ、わからん。木村くんが６人いました・・・？ すいません、愚かな一読者に答え教えてください。 あ、末尾に答えが？！ ぼくは、ぼくの行く歯医者の住所が六本木だというふうに 読んでいました。 「ろっぽんぎ」ねぇ・・・ガクッ。 読まれたくない部分、 歯医者は、行ったほうがいいと思いました。 今日はひとりの青年のメールを貼り付けます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ はじめまして。 少し前から「ほぼ日・・・」を読み始めました。 最初から気にはなっていたのですが、どうも、 手をつける気になれなくて、なんとなくそのままに していたのですが、毎日開けるたびに気になるので 思い切って読んでみました。 私の父が肺ガンで亡くなってから結構たちますが ま、割と、あっという間だったので、 今でもなんだか中途半端な気分です。 ちゃんと向かい合っていなかったというか・・・ この連載を読むとそのあたりの気持ちが ぐにゃぐにゃと出てきそうで、 それなりに平穏な毎日が またちょっとずれそうで・・・ なんか気後れしちゃいまし た。 ガンジーさんの連載は、今更ながら、 病床の父のつぶやきを聞いているようで 不思議な感じです。 考えていたほどイヤ（？）でも無かったです。 ご本人にとってはつらい時もおありかとは思いますが、 本当にずっとずっと何回も回を重ねて欲しいなぁ、と 思ってます。 父のことは嫌い・・とまではいかないが、 どうもよく分からないなぁ、と 思っていたので、亡くなってから自分が 随分と似たような人間なんだと気づいたときには、 そのたんびに、 おかしいやら、腹立たしいやら・・・ でもそうやっていろんな事に気づいていくと、 あの時父は 本当はどう思っていたんだろう？ やっぱり大好きだった教え子達に 全員来てもらったほうが良かったかな？？とか 今更ながら悩んでしまっていました。 連載を読んでいると、 その辺のことも新たに気づくことも多いです。 「あー、そうだったかも・・」 「・・・そうだよね〜」とか・・・ まぁー、生きていたときに気づいたとしても、 お互い照れ屋で気が短いもの同士 ろくな会話にはならなかったとは思うんですが。 ガンジーさん、もうすぐお誕生日ですね？ なんだか私も嬉しいなぁ。 （あの失礼なおヤブさんはなんて言うのかなぁ・・・） なんだかとりとめの無い文章ですみません。 それでは。 Ｉ・Ｓ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ガンジーさんの連載がはじまって、 癌や死というテーマで反応する方も多いのだけれど、 それと同じくらいに、「親子」や「家族」について 考えるようになったというメールが多い。 わかるんだよなぁ、そういうこと考えたくなる気持。 （つづく） |
2000-10-05-THU
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