ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

61.友を選ばば。

古くさいかもしれないけれど、
本を読むともだちはいいぞ、という歌が好きだ。
本を読むことが偉いことだと思っているのはカナワンが。

「ほぼ日」に、「友を選ばば」という歌詞を
ちょっと書いた後で、ガンジーさんは、
『the親戚新聞』で、その歌詞を全部紹介してくれた。

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◆「あのこと、このこと」

先日、糸井さんの記事に、「友を恋うる唄」のことが、
でていた。
俺のすきな唄だ、諸君の結婚式でいつも、”唄はせろっ!”
と、司会者に迫って、いい気分でうたったやつだ。
たぶん間違いないとおもうので、歌詞を書いておく、
なんでも、教えて、というより、
知っておいてもらいたいと、思うこの頃だ。 
ガンジーの鬼籍、じゃねぇ軌跡をね。

♪妻をめとらば才たけて
 見目麗しく情けある
 友をえらばば、書をよみて、
 六分の(りくぶ)侠気、四分の熱。

 花のいのちを、たずぬれば、
 名をおしむかな、おのこゆえ(男子)
 友の情けをたずぬれば、
 義のあるところ、火をもふむ。

 あぁ 我れダンテの詩才なく、
 バイロン、ハイネの熱なくも
 石をいだきて(抱きて)野にうたう
 芭蕉のさびを、よろこばず。♪

起久の結婚式では、孤軍奮闘で、
明大応援歌を、唄い踊ってた人が、印象的だった。
美紀の結婚式では、25人の友達が、泣いていた。
ビデオテープを見なくても、はっきりおぼえている。

いい思い出を、ありがとう。

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その日の、ぼくの方からのメール。
今日も、出しておこうか。

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土曜日で、多少余裕のある一日でした。
「通販生活」という雑誌の主催で講演みたいなことをして、
時代は変化しているなぁと、あらためて思った日でした。

3年前には、ぼくがいま言っているようなことは、
「道楽野郎の戯言」の範疇にいれられてしまった。
でも、いまは、いますぐ役立つようなことでなくとも、
肯いて聴いてくれているのがわかるのです。

これが、世紀をまたぐ変動の時代ということでしょうか。
こりゃぁ、ガンジーさん、
次の目標がはっきりしましたね。

『世紀またぎ』ですよ!

あけましておめでとう、今世紀もよろしくお願いします。
と、このメッセージを、言い合いましょう。
これ、なんとなく、自信あるなぁ。

きっと、ガンジーさんが、しれっと、
「糸井さんが言うところの性器またぎ、
 猫またぎというのは知っていたが、
 性器が何をまたぐのだろうか。
 いや、また間違えた 世紀またぎだったね」
と書くのです。

21世紀が来たら、自分の娘が成人するんだ、と、
30代のはじめころに
しみじみ思ったことがありましたっけ。

ぼくは、この世紀またぎをバリ島でやるべく
予約を入れました。
そこから、ガンジーさん宛にメールを出します。

なんか、たのしみが出来たぞう。

じゃ、おやすみなさい。

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この日に、ぼくの方は、
正月にきちんとたっぷり休んでやるぞと決意したのでした。

(つづく)

2000-10-24-TUE

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