ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

78.ひでぇ女丈夫。

どうも、ガンジーさん、病院の方々とは相性が悪い。
「ヤブ」の他にも、いろいろおられて、
これが、こういう報告なんだなぁ。

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◆「ひでぇ話しよ」

話しは、さかのぼる。
突然の、赤信号、で再入院のとき、
点滴期間が長引くとの判断から、
腕ではなく肩のあたりに射すことになった。 
(栄養専門の管)

手術の時もそうだったが、
これは看護婦ではなく、医師の領域。  
ヤブの助手をつとめる女医が
やることになった。
ひとめでわかる、インターン生、
看護婦とおなじくらい若い、そして大きな図体。 
外科医よりも
”マグロの解体” が似合いそうな女丈夫。
ダイジョウブかな?

不安は的中、なかなか血管にとどかない。
前のときは、やはり新米医師だったが(男)、
5分とかからなかったのに
40分もやってる。 
何度も、なんども射す角度を変えて。
そのたびに、
”あれっ!”とか”ヨイショッ!”とか云ってる。

俺はマグロじゃねぇ、赤身、ちがう生身のにんげんだぁ!

しまいには、普通の人より血管の位置が下だとぬかす。
食道を、チクチクやる始末、そして決定打が、
”もし、肺に刺さったら横(腹)に穴をあけて
凹んだところに空気を送り込むから心配ないです”

ひどい言い草じゃないか。 
面食いの俺だが、
醜女にも、同情する矛盾した性格の持ち主の俺。 
タスデ美にしか、話さなかった事だが、
この頃思い出して、ぞっとしてる。

年寄りは、免疫力がない。 
もしあの時、肺に間違って射していたら...とおもうと
背筋が寒くなる。
相撲の差し違い、とはわけがちがうんだ。

やはり彼女は、魚屋になるべきだ。


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医師は医師で、懸命に仕事していることは、
「遙か彼方で働く人よ」の
フィラデルフィアの本田さんとかの
書くものを読んでいるから理解しているんだけど。
やっぱり、ひどい人って、本田さんは悲しむけど、
いるんですよ、ちゃんと。

医療ミスのニュースでも、報道の過剰ぶりを差し引いても、
かなりとんでもないことがあるもんなぁ。

で、この日は、ぼくが休みをとれた日で。
機嫌よくメールを出しましたっけ。

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「ひさしぶりに息が楽な日」

こんばんは。
今日は土曜日、ひさしぶりに呼吸が楽です。

いっやぁ、先週はなんだか
高い山に登っているような毎日でした。
マラソンのようにペース配分を考えて走るほうが
いいのでしょうが、
この頃はマラソンもスタートからスピード勝負だからなぁ。

昼間は娘とカミさんの舞台に行って、
すげぇなあ、と思いつつあわてて予約した歯医者に。
そのあとは鳥の水炊きで、いまパソコンの前。
と、そんな感じです。

耳にイヤホン挟んで水炊き食っていたのですが、
なんだか、流れの雰囲気どおりに巨人が負けて、
野球ファンとしては、よかったけれど、
巨人ファンとしたらさみしい気分です。

明日は、寝だめをしたろうと野望に燃えています。

「ひでぇマグロ解体業者の娘」ひでぇですねぇ、ひでぇ!
自信も責任もない人が、大事な仕事をしている。
あっちでもこっちでも、
そういう現場ばかりになってますが、
いい若いやつもいっぱいいるんですけどねぇ。


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そんな日でした。

(つづく)

2000-11-10-FRI

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