ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

101.←見よ!

今回のタイトルは、「←見よ!」っていうんだ。
なんか、してやったりという気分もあるかな。
100回を超えたんだよ!!!
だって、医者の「予言(?)」では、
こんなことあるはずがないのに、
連載回数だけでも、100回を超えちまったんだぜ。

どうかなぁ。
みんなちゃんと「飽きてきている」かな?
癌の爺さんだからガンジーさん、
っていうタイトルだったのを憶えてるかなぁ。
ただの駄洒落好きな、おやじの連載だと
思うようになっているかい?
みんながそういう間違った考えになる時こそが、
「ガンジーさん」の最高の日々だもんね。

ガンジーさん、どうです?
101回ですよ、101回!
昨日が100回で、
本日、つつがなく「百またぎ」をしたんです。
気がついてましたか?
わはははは。

___________________________

「職場って面白い」


ブルーマンデーは、気持ちをほぐして仕事にかかろう。

ある日の、東武警察署。
腕嬉木巡査 「警部、”欲望という名の電車” 
       みましたか?”
能梨警部  「なにっ、”泥棒と呼ぶなの電話”?」
腕嬉木   「ちがいますよ、あの名優、  
       ビビアン・リーに、
       勝るとも劣らぬ ヒグチカナコ が 
       出演してる芝居ですよ」
警部    「何だと?  
       ウチのセガレの、勝を捕らえた、だと?」
巡査    「 ...耳も頭も悪い,警部さん...」
警部    「貴様、上司にむかって
       頭が悪いとは何だっ!」
・巡査 ...いつも署長に言われてるので、
       そこだけは聞える...
警部    「署長が何だって?」
巡査    「警部は、芸術に関心がありますか?」  
警部    「治安の維持に芸術なんぞいらん!」
巡査    「そうでしょうかねぇ、 
       人をみたら泥棒と思え、の時代じゃないと
       おもいますがねぇ」
警部    「何?人はみな欲望?欲望がなんだって?」
巡査    「この人の頭は、右脳、左脳が 
       反対についてるのかな?」

愚か、というのは、可愛げがあるが、
馬鹿というのは、救い難い。
諸君の上司は、どんな、あんばい、かな?


___________________________

「the 親戚新聞」初の、コント形式でした。

次は、あの猫の登場です。

___________________________

「フクはウチ」  

猫のフクは、一日2食だ。
ほかの猫たちは、のべつ幕無し祭りの芝居、
秋田の娘は、しょっつる食ってる。 
で、しょっちゅう食ってる。

猫通のタスデ美は、絶壁城の女親分、潔癖症なので、
今のところ部屋住みの、フクにたいしては、
2食だけしかやらない。 
フクがくるまでは、”猫は小食だから、
餌をきらしてはいけない”てなことを言ってたくせに、
この変わりようだ。
自分勝手、ビルの屋上(このうえなし)の性格だ。
”これでいいのだ!” だと。 
バカボンのおやじめ!

ヘァーの中に、定期が10万? 
部屋の中に臭気が充満しちゃうからだ。
電車の運行?猫のウンコはガンジーの貯金?
たまらない臭さだからね。
フクは、自分が差別されてると、
ゴロゴロこの頃、考え込んでる。
しゃがみこんで、床に、のの字、のの字を書いてる。

”鏡よ鏡よ鏡さん、なんであんたは、猫まで映すの?” 
って。
わかってきちゃったんだ、ブス猫だってことを。
ゲジゲジが、自分の足の数に気ガついて
歩けなくなってしまったように、
考えちゃってる。 

♪可哀想だよ、お月さん〜何でこの世の幸せは〜♪
あ〜ぁぁ、みんなそっぽをむくんだぁろぅ〜♪

知らないだろうな、この唄。
終戦後(古い!)宮城まり子が歌ったんだ。
ブス猫フクは、こうふくに、なれないのかなぁ。
 
___________________________

なんか、いつも、猫の話って、
ちょっとペーソスもあって、いいんだよねー。

さて、記念にってことで、もういっちょ行こう!

___________________________

「臆病っていう、病気もあるでよ」

「めくら、蛇に怖じず」 って言葉があるね。
この頃思うのはその事、
先にも書いたあの ”マグロ解体人” 
事件と同じように、今になってぞっとしてる。
 
恐い、とおもう。
ちようど、吊り橋を渡り終えてから、
下を見て身震いするのと似てる。

その時は、無腸、ちがった夢中っていうのか、
その場、その場で、必死になっていた。
 How can I say?
 渡りきるとか、その先の事など考えてる余裕は
なかったんだな。
今になって、よくあのバナナ食ったぜ、とか、
腹を押さえながら病院の廊下を歩き回ったな、とか
思い浮かべて、”恐えぇー、 もう2度とやりたかねぇ” 
って思ってる。 

命を永らえる為に、これまでは成功してきた。 
だが、今になって恐さを感じるのは、
あの死刑宣告から五ヶ月余が過ぎ、
何とか、ほんの少しではあるが、
安全圏にたどり着いた、という気持ちが、
臆病風を呼んでるんだな。

浣腸してる。 おっと緊張してる、だ。 
これからが正念場,と考えてしまう。  
関東を目前にして武者震いしてる上杉軍団....
じゃないよ完投を目前にして、ビビっている
上原投手みたいなんだ。
年をとって、冒険が出来なくなった、
望見家?ってえとこかな。
もうすぐ21世紀、なんて色気が恐い。
そんな事、考え始めた自分が怖い。

今さら、”命が惜しいっ!” なんて言えるか!
と、気合をいれてるとこだよ。 
勿論、死にたかないけどさ。
近頃、弱気なガンジーちゃんだ。  
明日は元気だすぞっ、
おなら、もミックスしてね。 
くさいギャグだなぁ。
___________________________

こういうこと書くときにも、
結局、おならで締める。
おのガンジー流に倣って、
ぼくも、そうしましょう。ぷ〜〜〜〜〜っ。

(つづく)

2000-12-03-SUN

BACK
戻る