ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

143.パソコンマニア。

ぼく自身も、そうだったし、
ある意味ではいまでも同じなんだけれど、
パーソナルコンピュータにのめり込むと、
現実の「いまそこにある世界」と気持が離れた状態に
なったまま戻ってこられなくなる。

おそらく、昔からの「会社の帰りに一寸一杯」という
飲み屋ワールドなんかにも、似たところがあるんだろう。
「現実の世界」のお留守番をしている「女房」には、
そのあたりは理解しにくいものだと思う。
だって、現実の生身の人間がそばにいるのに、
目や頭がどこかちがうところに飛んでいっているんだから、
腹が立って当然というところもあるだろう。

ガンジーさんも、どうやら、その衝突を味わってる。
ガンジーと言えども、人の子。
悩みは誰でも同じです。

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「じっとしてろ!」

タスデ美のシットに少々手をやいてるんだよ。
パソコンの事なんだけどね。
ガンジー、何しろ起きてる時はいつもパソコンだもんね。
彼女の気持ちがわからんわけでもないが,
パソコンにヤキモチやいても
仕方ないとおもうぜ。

留美ちゃん始め、姫、元姫にお尋ねしたいんだけど、
ご婦人ってしろものは、
いつでも自分の方へ関心が向いてないと
気に入らないものでござるのかな?
独占したいのか?
どうも近ごろ彼女の風当たりが強すぎる。
あるいはパソコンの通信先が気になるのかな?

彼女の「勘」は鋭いというより、
悪漢の「漢」、疑心暗鬼の最上級生だ。
世の中には定年退職して、
濡れ落ち葉,といわれる人たちがいるとか、
ウチはその反対みたい。
いつも監視されてるようだ。
看視のつもりなのかな?

ないしょで再開した英会話教室へ行く時なんか、
戦々恐々あたりを見まわし、まるで犯罪者のよう。
ま、これはわかる。むだな金を使うなってことだろうから。

でもね、ここだけの話しだけど
教室の若い子たちとの conversatin は
楽しいぞよ。
ガンジーの方は
terribly English だけどね。
ホームステイの経験がある女の子なんか、
笑い転げて涙ながしてるもんね、あまりのひどさに。

老人と若い子とのcommunicationには
これらの学校は誠に重宝で活き貝だ。
でも、60歳過ぎて来てるヤツはいないなぁ。 
ましてローラーブレードではね。
学校ではstrange personでとおってる。 
この頃出かけないので
みんな
「I wonder what happened?」 
「Maybe he passed away.」
なぁんて噂してるかな?
彼ら、もちろん癌のことなんか知らないけど。

若い頃の嫉妬は許せる、五階で会ってもね。
(誤解であっても)
しかしなぁ、我々すでに60代だぜ、 
「これはそのう、ひとつの病気ですね」 
って長島さんが解説してくれるかな?

嫉妬されるからって、必要視されてるわけじゃない。
この辺が不思議なんだ。
子育ての終えた今では、ガンジーは大事な人ではない。
当然のことだ、動物のお酢、いや雄の宿命さ。
そんな事、さみしかないから、ほっといてくれっ!
って言いたいよ。

正月らしく「初喧嘩」売っちゃおうかな? 
「えぇい!黙れ黙れ、この不束者めが!」
ってわめきたぁーい!

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思うんだけど、こういう内容の文章って、
いままで、読んだことないよねぇ。
『動物のオスの宿命』は、すべてのオスが抱えております。

(つづく)

2001-01-15-MON

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