ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

176.ははは。

ガンジーさんの医者攻撃、
その後もおそらく止まらないことは必定。
要するに、ガンジーさんは、
そういう「ファイト」をしているのだから、
パンチをどんどん繰り出さなきゃいけないわけですよ。

で、ぼくのほうが、どうして
いっしょになって医者を責めないか
というのは、これまた、
けっこう好きなお医者さんが多かった
という個人的な事情と、
「ほぼ日」に、須田さんと本田さんという、
「そんなんじゃない医者」がふたりもいるせいなんだね。
バランスをとってるというよりも、
ぼくはぼくの考えを勝手に言っているだけだから、
ガンジーさん、気にしなくていいですよ。
風当たりの問題とは、ちがうんでして。ははは、です。

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「I was surprise!」

驚いた事が、2つあるよ。
まず、先日の親戚新聞で書いた事だけど、
医者とやくざを同列にして、怒りをぶちまけたよね。
それを、糸井さん取り上げちゃって「ほぼ日」に掲載。
ガンジーは、無名で正体不明の男。 
しかし糸井さん及び「ほぼ日サイト」は
天下に知れ渡ってる著名な人でありメディアだ。
それだけに風当たりが強いだろうし、
デメリットも大きいだろう。

ビックリしたなぁ、
いつもガンジーの原稿をそのまま載せてくれてるが、
毎回、興味を引く、あれ紹介文っていうの? 
前文を書いて戴いてるので、
読者の数も増えているんだけど、
今回の医者攻撃は自分でも、
「ちょっとなぁ?」と考えてしまっていた文だった。
さすがに持て余したらしく、
医師に対して感謝する糸井さんと、
怒り狂うガンジーとを
全国のお医者さんに
申し訳なさそうに説明してるようでもあったけどね。

ゴマメの歯軋り、はやめよう、立派な大人になるために。 
ん?遅いっ!ってか。
そんなことはないよ、まだ生きてる。 
ベッドに寝たきりじゃないんだ。
まわりに美人がいっぱい居ればそれもいいけどね。  
ハーレムみたいに。
耳そうじかなんかさせちゃって。  
「お前は何が欲しい?」「ん、キムタク?」
「それは駄目だ、時計にしなさい!チクタクって言うよ」

そして2つ目、ナント!あの鳥越俊太郎さんが、
ガンジーのハチャメチャ新聞を
読んでくれてるらしいんだ! 
「あのくさこればい」に出てたぞっ! 
読んだかっ!
これでまた、
ガンジーページの視聴率がグ〜ンとあがっちゃうぜ。 
そいでもってさらに世界中からメールが届いて
いろんな話し、人生を見ることが出来る。 
わぃ わぃ わぁ〜い!  
あっ?入れ歯が..逃げた? 
じっとして入れ歯いいのに。

楽しみだよ。 
連載を始める前に「鉄砲玉、云々」と書いたけど、
今、ガンジーは宗旨変えをしたくなった。 
誕生日の花々の写真と「おめでとう!」の記帳の数々、
そして多くのあたたかい、楽しいメール。 
それらを見てると、インターネットの、
その先の人達の顔が浮かんでくるんだ。 
みんな、いい顔してるぜ!
糸井さんが、豪雨のようなメールを
ひとまずイトイ.ダムにとどめて、
セレクトして少しずつ流してくれてるのが有り難い。 
だからいい顔ばっかりなんだ。

言いたい放題、手前勝手な親戚新聞を、
多くの人たちが読んでくれてる。
これを 「ご愛毒」という。 
だから続けられる。 
続けてるからさらに読者が増える。 
エンジンは快調に、滑らかに
小気味よく回り出した。  
(うむ、俺は作家だ! ケッケッケッ!)

だから、といって長生きしたい、
などということは考えない。 
自分の命でもそんな事、ガンジーの知ったこっちゃない。 
ただこの楽しい、愉快な数々のメールが読める。
この時間、今日の一日が素晴らしい! 
ちょっとカッコつけすぎかな?
しかしねぇ 人生驚く事がいっぱいあるよねぇ。
小さな事でも続けてるとよ。
退屈の靴なんか履くなよ。 
小さな事,日常茶飯事が面白いんだ。
いつもの見方を変えてみよう、考えを変えてみよう。 
人生って素晴らしい! と感じるよ。
TVドラマなんて面白くなくなるよ。 
劇的場面なんてそんなにあるかってんだ。

大根役者でも泣く事は出来る。
しかし名優は、ごく普通の場面で人々を感動させる。
あれとおなじじゃないかな? 
平凡な日々に見えても変化してる毎日だ。
それを見つけられるか、あるいは朴念仁か、なのだ。

またまたカッコつけてしまったかな?   
Have a good day!

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『退屈の靴なんか履くなよ』って、
車寅次郎が言いそうなセリフだねぇ。
『どうせ履くなら、たまげたって下駄を履きな』と、
返しておきましょうかね。

(つづく)

2001-02-17-SAT

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