ガンジーさん。
 いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

192.朝はいいぞ。


耳の痛いお話であります。
だいたい、ぼくが寝床に入るのは、
朝の6時半くらいなのです。
早くて5時半くらいですね。

こういう人間は、以下の『the親戚新聞』社説を読んで、
恐縮するしかないのです。
いやはや、ポリポリ。

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「朝は、１日の総領」

朝、という概念はなんだろう？　
哲学のお勉強をするつもりはないが、
ガンジー流に考えれば、朝は昨日の終わりがあって、
ベッドであれ何処であれ
休息、睡眠を経てきた後の時間帯ではないかと思う。

完全徹夜で迎えた、普通にいう朝は、
朝ではないような気がする。
それは前日のパート2だ。　
この第２部は茫然自失か仮死の状態に近い。
朝はこんな人を待ってはくれない、
いきなりお昼がきちゃう。
徹夜した人の朝は他の人が食っちゃうんだ。　
「あっ、それおれのだ！」って
言った時には別の人が口へ入れちゃってるんだ。
午前4時から、朝をやってる人は素早い。

みんなが朝でもその人は前夜の続きだな、
昨日の後片付けが済んでない。
昨夜の茶碗、お皿が流しにいっぱい。　
そして共働きの朝は忙しいから、
「あんた、今日は早く帰って洗ってよっ！」と、
まだ昨日が続く。

ガンジーは無職ということもあり、
日付の変わる２４時をあまり意識しないで
体感時計での毎日を過ごしてる。　
でも食事は６時間間隔で取っている。
だから１日の第１食を食べる時が朝なんだ。　
１０時朝食なら昼飯は１６時、
夜は２２時、束縛されないっていいよ。

ただ、天気のいい日に寝坊したりすると
損した気分にはなる。
朝を逃がしてしまった！と悔しい。　
西の空に追いかけて行きたくなるくらいだ。
「待てよ？そうだ！フクのヤツが食っちまったんだ！」　
朝ましいヤツだ。

夜の商売の人たちなんかは、
夕方顔を合わせても「おはよう！」だよね。
朝って何時から何時までなんだろうか？　
”汝は、何時であるかを返答せよ！”
早朝、とは言うけど遅朝とは言わない。　　
役人が海外から帰国することを帰朝する。と言う。　
役人って堂々と「朝帰り」ができるいい商売だ。

１１時になれば一般的には　
「こんにちわ！」になる。
地方条例で決まってる。
朝は短命だ。　
夜が一番長い、「夜道に日暮れ無し」ってわけ。
だから、だらだらと過ごしやすい。　
議論好きの人の好きな時間帯だね。
怠け者でなくっても、
日中のストレスを発散するための貴重な時間でもある。
その長い時間をどう過ごすか？で
金持ちと貧乏の差ができるんじゃないかな？
勿論、仕事によるけど。

「おい！もう一軒いこう！」で無為な時間になるか、
ご帰館して朝を増やせるか。
”Ｔｏ　ｂｅ　ｏｒ　ｎｏｔ　ｔｏ　ｂｅ，　
ｔhat，ｓ　ｔｈｅ　ｑｕｅｓｔｉｏｎ！”
朝の方が、時間は短いが濃縮された時間であって
夜よりはるかに仕事がはかどると思う。
朝は短い、だから長くみえる夜を削って
朝の時間を増やす事が大切。
朝は新鮮だ！新鮮な発想！新鮮な気分！
では、北朝鮮は？（詮無い質問やんけ！）

どうだろう、　短命な朝ではあるが
夜の数倍の仕事が出来る朝に、
もっと目をつけてみては如何？　　　
ちょうど、ションベンまでの短い時間だけど、
すこぶる元気のいい男性自身のようにね。　
「怒髪天を衝くっ！」なつかしいなぁ。
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朝の同じ時間に仕事しているところは、
ぼくも同じなんだけどさぁ。
昨日の続きの朝の時間なんで、いわば、超夜なんだよね。

なにせ、夕暮れのない夜が、都合がいいものでして。
すいません・・・って、誰に言ってるんだ、俺。

（つづく）

2001-03-05-MON

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