ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

194.表情の動き。


身体とこころの関係については、
ガンジーさん、ほんとに深く考え続けている。
身体を、精神がコントロールしていられたら、
病気のことを考えるときにも、
希望の総量が何十倍にも膨らむことだろう。

ぼくも、そういう考え方をしたい人間で、
今回の『the親戚新聞』など読んでいると、
感覚的にとても近しいものを感じる。

特に、例に出されている「お愛想笑い」のこととか、
そのとおおおりだよね。
うれしくないもんなぁ、ウソ笑い。
「そんなもんで俺をだませると見積もったな?」という、
とんでもない意地悪なことを考えたりもするもん。

みんなは、どうかなぁ。

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「めっ!」

ラクダが好きなガンジーです。 
あの目もいい。優しい目だよね。
馬も象も優しい目だけれど、とくにラクダの目が好きだ。
ながい睫毛だし、美人の目だ。
砂漠の砂あらしに備えて鼻の穴も閉じられるとか。
餃子食っても嫌われないよ。
隊商の人たちに頼りにされていながら、
威張るふうもなく素直に歩いてる。
それでいて、走ると結構速い。 
ムツゴロウ番組なんかで見てるけど。
乗っても ラクダろう、なんて
ありふれた駄洒落は言はないぞ!

さて、目は口ほどにものを言う。 
って言われるけれど目だけで笑ってる人もいるね。 
本人は笑顔をつくってるつもりでもホントの笑顔じゃない。

TVの英会話に出てくる日本人女性にいるんだ。 
この手の人が。
外国人の真似で、にこやかにしょうと
努力してるんだろうけど、目の動きだけで
笑顔ができると勘違いしてるんだね。  
それと口の動き。 
小さい口では大きく開けると、
腹話術の人形みたいになってしまう。
縦横がバランスよく広がらなければおかしい。 
おちょぼ口では大きな口を開けない方がいい。 

小学校では、大きく口を開けてはっきり言いなさい、と
教えられたけど、
大人になっても口の大きさを考えずに
やってるんだから笑っちゃう。
大きく開けて様になるのは、
セサミストリートの人形たちと、
モニカ.ウィンスキーさんのような口の大きな人だけ。
(口の大きな人とキッスすると、
鼻まで唇がかぶさっちゃうかな?)
(ジェット機のパイロットの酸素マスクだね、
”うっふーん、ついでに鼻くそ掃除してぇ!”)

目は表情のけん引役ではない。 
目だけで笑えるもんじゃないよ。
むりなお愛想笑いは通じないね。 
誰だってすぐわかっちゃう。
それでもこういう日本人って多い気がする。 
文部省と日教組のせいだ。
目は心の窓、とも言うがこの方が正しいと思うよ。 
いろんなハンデをしょってる人達の中でも
目のわるい人が、一番気の毒に思えるんだ。

寅さんに人気があったのは、
あの細い目の動きがよかったせいもあると思う。
勿論、監督の指導だけれどね。 
その時の寅さんは気持ちもそのように、
動いていたんだろう。 
心が目を動かし、次ぎに顔の筋肉が連動する。
あくまで命令のもとは心だ。
ガンジーメールを戴いた中に  
”「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」 
って言うけど、どっちが先なの?” 
とのかわいいご質問があった。
謹んでお答えしといた。 
「心が先です!」 と。

身体ってヤツは節操のないヤツで、
ひとりで放っておくと、どんな悪いヤツのところへでも、
くっついていっちゃうんだ。 
身体って淋しがり屋なんだと思う。
だから、浮気や不倫に走っちゃうんだね。 
(希望者はガンジーまでお尋ねください)
ガンジーなんか163センチ、52キロだけど、
まずまず身体は丈夫な方だったが、
精神はカルカッタ、じゃねぇ 悪かったな。 
去年、ほぼ日に出会ってからは
ちぃっとばかし、いい方に移ったけれど
まだまだ正式に転居届を出してない。

目と心は連動するが、その他のところは
心の命令に、直接は従わない。
内臓に到っては、もうどうしょうもないね。 
ご心臓さんも、心苦しい限りだ。

目だけは心の従者、何でも心の言う事を聞く。 
「目の中に入れても痛くない」って言うのは、
心が、「入れてあげなさい!」と
指令を出してるからだと思う。
「目からウロコ...」 もおなじなんだね。
心が 「朝ですよ、カーテンを開けなさい!」
って言ってるからそうしてるんだ。 
「あっ、朝か、気ガつかなかった!」って納得しちゃう。。

めでたし、めでたし。

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それはそうと、話をそらせちゃうんだけど、
ぼくの知ってるラクダどもって、息がくさいんだよね。
あとねー、足のサイズがでかい。
昔、父親からの手紙に、
「ラクダの足は、一斗樽ほどもあって」
というコトバがあってさ。
現実に見たら、ほんとだ!と思ったよ。
砂に埋まりにくいように、カンジキ履いてるんだろうね。


(つづく)

2001-03-07-WED

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