ガンジーさん。
 いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

235．駄洒落世界旅行。

もう、こういうふうにタイトルを付けるしかない。
内容は内容で紹介したいんだけれど、
も、なんつーか、
命がけみたいにだじゃれ言ってるんだもの。

かつて、柳亭痴楽っていう変則的な落語をやる人がいて、
やってたなぁ、こういうこと。

ぼくはあなたを　あいうえお。
だから手紙を　かきくけこ。
いやなら包丁で　さしすせそ。
そして命を　たちつてと。

だとかぁ。
言ってたよ。
憶えてる自分が、ちょっと切ない。
だって、こんなの憶えてる小学生なんて、ねぇ。

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「夢の股夢」


ガンジーが保険屋の重役だったら
こんな保険を発売するね。
海外、国内すべての旅行をやりたい放題、
行きたい放題ってヤツ。
ついでに各地有名店の食べ放題。　
条件は、複数の病院からの診断で不治の病と宣告され、
余命数ヶ月〜２年以内の患者本人と付き添い一名。

そしたら朋姫よ、好きな国へ連れてってやるでぇ、
ファーストクラスでよ。
おフランスは、鼻のパリ、引退後のイタリア、
どじょうのドイツ、おっと古城だ。
じゃぁねっ！のスペイン、（情熱だ！）
産婆のブラジルとアルゼ、チンチン！、
ガン国アメリカ、はるかカナダ、おそロシア、
ねずみのチュ−国、
踊るコ−リャ、芯がポール、真似しぃや！（マレーシア）、
おー、ストライクッ！
乳児ランド、あっ！　フリーか？、めっ！貴志子っ！、
誰もオランダ、お金トルコ、
眠るスイスい、ポルノガール、テレマーク、
封印ランドセル．．．．．．わかる？

そしてガンジーはそれらの国の何処かで昇天、
朋姫は傷心のココロと骸骨を抱いてスキップしながら帰国。

時々思うがファーストクラスって空いてるだろうね。　
退屈しないかな。
用事のある人ばかりじゃないだろうから
隣近所に住民がいないと淋しいよね。
回覧版まわせないなぁ。
彼ら、ワイン飲んで寝ちゃうのかな？
スチュワーデスを隣へ呼んでコチョコチョするんかいな。
マンガなんか読んでる人はいないだろう。　
英字新聞だよ、きっと。　
みんなむずかしそうな顔して乗ってるンだろうね。　
やってる事は株バクチだろうけど。
狭くて混んでるエコノミーも、そう考えるといいかもねぇ。
負け惜しみに聞こえるかい？

ガンジーは船旅がしたい！　
これは是が非でも一等船室がいいな。
まぁるい窓から海を見て、
デッキでは陽気なアメリカ人と話しがしたい。
「　Excuse　me　ma'am！　
may I talk to　you　a few minuts?」
「Yes，OK!」　
「I'm from Japan，　
which country　are　you　from?」
「States！」こういう答えが返ってきたらやめる。
「I'm from･･････」
なら会話が続く。

フランスの貴婦人と理不尽な恋もいいな。　
スペインのグラマラスな女性と
セクシャルダンスに興じたい。　
コーラ瓶のような凸凹ボディが憧れのガンジーだぜぇ！
「あっ！胸の間に腕がはさまっちゃって抜けねぇ！　
うひょ、うひょ！Help！」

話しが飛んじゃうけどね、今の天皇が皇太子時代、
エリザベス女王の戴冠式で渡英した時は
横浜から船で出かけた。　
ウイルソン号という船。
途中、ハワイその他の港へ寄港して行ったが
ハワイまで一週間かかったらしい。
当時の新聞、ラジオは連日
その事と戴冠式の事とで、もちきりだったよ。　
昭和２７年か２８年だったと記憶してる。

飛行機でひとっ飛びより
鈍行電車のような船旅がいいな、
「It's time to die.」
って閻魔が呼びに来たとしてもよ。
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こういうファンタジーを書いているガンジーさんは、
なんだかすっごく機嫌がいい、って感じ。

おう（王）
金だ（金田）
拾おか（広岡）
よしだ（吉田）

という、野球の選手のネタもあったけなぁ。
すみませんでした。

（つづく）

2001-04-17-TUE

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