ガンジーさん。
 いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

259．双方向ガンジーさん。

ガンジーさんから提案がありました。
なにせ毎日書くということのオソロシサは、
やったものにしかわからないでしょうが、
ご本人は「燃料切れ」とタイトルを付けています。

それは、当たり前のことであります。
毎日書きたい、という気概を維持したいし、
毎日新しいことを書くのはキツイ。

で、ガンジーさん本人から、企画案が出た！
双方向にしてやってみよう、と。
人生相談ということにもなるのかなぁ。
自分のともだちの人生の先輩に話すように、
ガンジーさんに「メール」をください。
それに、ガンジーさんが答える、という寸法です。

『よろずガンジー相談所』とでも副題をつけましょうか。
相談員のガンジーさんは、
恋の相談とかが、特に得意だそうです。

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「燃料切れガンジー」

検査の結果なんか書きたくない。
それでも書き始めようとしたのは、ちょうど、
背中が痒くて掻きたいのにその場所が
なかなか当たらない時に似てる。
「孫の手」はそんな人が発明したのかも。

恋を打ち明けようか、愚痴をこぼそうか、
怒りをぶちまけようか、
陽射しの強い電車のなかで
自分勝手にブラインドを下げようか、
隣や前の席の人にお伺いをたてようか、
などと迷っているわけじゃ。

面白くないもんね。闘病記じみたものは。
枯れてきたはずなのにガンジーは恋の話が聞きたい。
そんなメールをくれないかなぁ。
お惚気や、失恋、悲恋や、横取り恋愛や、
公けに出来ないここだけの話とか、初恋とか、
すごく年齢差のある恋とか、ね。

当たり前だけど事実は小説なんかよりずっと面白い。
１０００人の恋物語は１０００人の人間の心の軌跡。
作家がこねくり回したものとは違う。
生の声ほど凄いものはないと思うからね。
ね、読者のみなさん。

せっかくのインターネット、
双方向の便利この上ない代物を使っている我々ですからね。
キーを叩いてみると自分が見えてくるし、
懐かしさや、怒りや、せつなさや、喜び、誤算、錯覚、
それになによりも月日を経て降り返ってみることの
大切さを思い知るのではないかな？

友達とのいきがかり上の絶交、
濡れ衣の着たり着せられたりの過去、
言わなきゃよかったあの一言、
すればよかったキッス、しなきゃよかったキッス、
行かなきゃよかった旅行、行ってよかったアイツとの旅、
恥ずかしながらの恋の顛末、恐かったあの時の彼の態度、
どうして避けられたかその秘訣・・・
みんなで参考にし、まな板で叩き料理できる過去の話。
そんな事が聞きたいでーす。

その中から最大公約数の解決例なんかを
ガンジーページでご紹介出来れば
読者みなさんの今後の指針、は大袈裟かな？
ま、とにかくお役に立つのでは、と考えます。
なにしろインターネットです、それが出来るのです。

イトイさんに何の相談もせず
いきなりこんな事を思いつき書いちゃったことを
我らがダーリンにお詫びします。
いつまで続くかわからないのに無責任な事を！
と怒られるのを承知で書きました。

インターネットのさらなる可能性に兆戦してみたら、と
生意気千万、僭越至極なことではあります。
電話とは違う時差無用の思いやり器具、
手紙とは格段に違う速度、そして秘密の保持、
書き直したり、訂正したり、
はたまた漢字の辞書調べも必要なく、
字の上手下手に関係がないため気軽に叩ける
このありがたさ。
これはもっともっと活用して楽しめる優れものです。

ガンジーに届けられるメールの中に、
「読んでるぞー」と書きたいが
何か、事件でもないと、書きにくい、
あるいはテーマがあった方がいい、というような
お便りを頂いてます。
「読むだけ」で勿論嬉しいことです。
「読んでるぞー」の反応はさらに嬉しいガンジーです。

読者のみなさんに「胴上げ」をして戴いてる事は
重々承知のガンジーですが、
感触も味わいたいな？と我侭を言ってるわけです。　
逆年齢の「我がママ」になってくださいませ。
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というわけです。
『よろずガンジー相談所』を、
どうぞ、ご利用くださいますよう、
お願い申し上げます。

相談メールは、すぐにでも送ってくださって結構。
『相談所』のかたちでの掲載は、
もうちょっと後になります。


（つづく）

2001-05-11-FRI

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