ガンジーさん。 いつ途切れるかわかりませんが 今後ともよろしく。 |
300.300回目が父の日のはなし。 ついに〜、きましたぁああ、さんびゃっかい〜〜〜。 と、浪曲調で始めてみました。 いい感じだよー、今日は。 「父の日にヘリコプターに乗った」という話だよ。 読んでみてみて! ___________________________ 「父の日」 「10年1日」という意味を故意に取り違えて 10年に1度という「慶事」。 昨夜の事を、先ず以って朋姫にお礼を言いたい。 舞浜駅からタクシーで浦安のヘリポートへ着いたのが 6時50分ごろ。 搭乗手続きを済ませてロビーで一休み。 椅子などはまずまずだが建物はプレハブ。 内装はキレイだけどね。 搭乗の署名は各自別々なので ガンジーは先に済ませロビーに入る、 順番待ちのスペイン人カップルに声をかける。 お互い片言に近い英語でおしゃべり。 聞けば二人ともコンピューターの仕事で日本へ来て まだ二ヶ月とか。 「That,s my daughter 朋姫」 と紹介し今日は父の日で これは彼女の私へのプレゼントなんだ、と得意気に話す。 搭乗署名中の朋姫が係員と話してる。 「うちの父はいつもああなんで困ります」 「いいえ、外国の人と話が出来る方がいらっしゃると 私どもは大助かりですよ」 朋姫にあとで聞いたんだけどね、 わぁーぃ!ガンジーは英語達人だぞ! ジス イズ ア ペン。 他の人達にも話しかけるお調子者のガンジーは 「やぁ皆さん、初めてのヘリですか? 私もなんです、今日は運命共同体ということで どうぞよろしく。 実はこれは娘、ほらあそこにいる可愛い子。 あの子の父の日プレゼントなんです、あははは...」 ひとりご機嫌のガンジーだ。 彼らは20分コースで先に飛び立った。 約15分間隔で飛ぶらしい。 やがてガンジーたちの番だ。 わくわくがドキドキにかわる。 もうトイレに行く時間もない。 「Calm down,calm down!] (落ち着け)と唱えながらヘリに近付く。 その前に安全その他の説明があった。 ダウンウォッシュとかいう風圧のことなどの注意もうける。 翼の下周辺での風のことだ。 ライトに照らされて浮き上がった機体は 「わっ、デッケェ!」のひとこと。 乗員を含めて8人乗りだ。 でも操縦士はひとりだけだったので全員で7人。 ガンジーは操縦士の真後ろに陣取る。 もしもの時 操縦士のパラシュートを横取りしよう、との魂胆。 浦安のヘリポートを飛びたったシコルスキーS73型は、 はじめ東京湾上空に機首を向け、 しかるのち東京ディズニーランドにさしかかる。 まったく見事な夜景だ。 全員息を飲む光景に、 はじめ驚きの声を発していた我々も沈黙する。 素晴らしい夜だったぜ。 東京上空から見た夜景はまるで童話の世界だった。 ガンジー親娘はシンデレラになってしまった。 高度600メートル時速230キロ。ルンルン♪ ここが東京だ!俺の生まれ育ったところなんだ。 しかしこの景色をいったい何人の我ら江戸っ子が 見てるだろうか。 TVの映像ではない本物だ。 いつでも見られると東京タワーにすら 登ったことがないという同級生たちに是非薦めたい。 天候も幸いした。 梅雨空に若干の雲はあるものの その眼下に広がるファンタジックな世界は 本当に夢の世界だった。 ガンジーが間もなく訪れる天国は このような感じなんだろうか? それならわるくないな、と一瞬脳裏に閃く。 やがて東京タワー、そしてほぼ日の鼠穴事務所、 おっとそれは見えるわけがないね夜だもん。 コースは新宿までいかず機首を右へ向け 神田、上野、浅草を経て市川上空へ。 この辺はもう住宅街で、まばゆいということはない。 そして行徳から浦安へ戻る。 着陸の時は飛行機と違って真上まで来てから降下するんだ。 当たり前だけどなるほどね、とむやみに感心してしまった。 ♪ちょうど時間となりましたぁ、チョと一息またぁ講演〜! (続く) ガンジー ___________________________ 朋姫さま、本人に便乗するように、 「ほぼ日」からもありがとう! この話は、さらに明日に続くんです〜〜〜っ。 (つづく〜〜〜っ) |
2001-06-24-SUN
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